優先順位を間違えないだけであなたの評価は2倍3倍に膨れ上がる。
今回もお手に取っていただきありがとうございます。
ワイズマンです。
今回皆さんにお伝えしたいのは優先順位をきちんとつけるという内容です。
皆さんも普段お仕事をされている中で、仕事に優先順位をつけていらっしゃるかと思います。
しかし、多くの方がこの優先順位の付け方を誤ってしまっていると聞いたらどうでしょうか?
かくいう私自身も数年前に教えてもらうまでお恥ずかしい話ずっと誤っておりました。だからこそ、毎月400時間も仕事をしているのに大した成果も上げられていなかったのです。
せっかくここで読んでくださっている皆さんにはこういった思いをしていただきたくはないので、ぜひ今日ここで学んで明日からの仕事に生かしてみてください。
仕事は何から優先するべきか
まずはこちらの図を見てみてください。
こちらは優先順位を確認するうえで重要な図です。
この図を見て、まずは自分なりに何から優先して片付けていくか順番をつけてみてください。
自分なりに普段の生活を思い返して、具体的な事例を考えてみると順番をつけやすいかもしれませんね。
順番をつけることができましたか?
それでは答えを確認していきましょう。
答えはこちらの図のようになります。
最初に多くの方が勘違いをしているとお話してしまったので、勘づいた方もいらっしゃるかもしれませんね。
私はこの問題を初めて見たとき、優先度Bと優先度Cが逆になっておりました。恐らく読んでくださっている方の中にも、BとCを逆にしてしまった方がいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこの優先順位を知っているか知らないかで仕事の成果が大きく変わってくるのです。
それではここかからは具体的な事例を用いてお話していきしょう。
まず優先度Aから説明致します。
優先度Aというのは重要度、緊急度共に高い状態です。
「必須」の領域と言われております。
こちらに関しては優先すべき状態であるということは誰しもお察しのとおりです。
具体的な例を挙げれば、家族が急に倒れてしまったとかそういった緊急事態ですね。
次に優先度Dのものについて。
こちらは「浪費・過剰」の領域と呼ばれています。
やらなくてもよいことですね。
「家に帰って晩酌」などはこれに該当します。
ここからは、今回注目したい優先度B、Cについてお話致します。
優先度Bはこちらの図でも示しているとおり重要度が高く、緊急度が低いものです。
では、なぜ重要度が高く、緊急度が低いものが優先度Bなのでしょうか。
まず、あなたの将来の目標を思い浮かべてみてください。
あなたの将来の目標というのは、あなたの将来の生活の豊かさに関わってきますので、重要な問題であるということはご理解いただけるかと思います。
しかし、将来という遠い未来の目標というのは、緊急性は高いでしょうか?
現時点において緊急性が高いとは言えませんよね。
将来において重要な問題にも関わらず、現時点で緊急性が高くないため、後回しにし、そこまで重要度の高くない緊急性の高い頼まれごとなどを多くの人が優先します。
つまり、優先度B「効果性」の領域は緊急度が低いため意識していなければ忘れて後回しになり、本当はとても重要なことなのに実現できぬまま終わってしまうのです。
そして、多くの人は優先度C「錯覚」の領域をまさに優先度が高いと錯覚し、どんどん時間を消費していくのです。
あなたにとって大切なのは、将来の自分の生活ですか?
それとも、あなたの評価には全く関係ない、あなたの将来を守ってくれるわけでもない人からの頼みごとですか?
多くの人はこうした自分の将来に全くつながってかない頼み事に多くの時間を割き、夢を実現するための時間を削ってしまっています。
人生が80年あるとしたとき、60歳以降は悠々自適に生活したいと考えたとします。だとしたら、遅くとも60歳には自分の目標の姿を実現しないといけません。
1日は24時間、1年は365日、大学を卒業して22歳から社会人をスタートするとして、60歳までは38年あります。時間に直すと14,086時間となります。
この貴重な時間を守り、将来の目標を達成するために全ツッパしなければ目標など絶対に達成できません。
多くの人は成功できません。
成功できない多くの人の頼み事を聞いていても成功することは絶対にありません。彼らは自分が楽をするために人の時間を平気で奪ってきます。そして、1度頼みを聞いたら最後、それが当たり前になり、頼み事はどんどんエスカレートしていきます。また、質の悪いことに無自覚で奪ってくる相手は悪意が見えないので断るのは心苦しいです。
しかし、その時はよく考えてみてください。
この頼み事を聞くことが自分の将来の目標達成のために本当に必要なことなのかどうか。
あなたの時間を、あなたの人生を、あなたの命を守るためによく考えてみてください。
時間というのはイコール命そのものです。
時間を奪うということは命を奪うということです。
極論を言えば、そのくらいの覚悟のある人間の頼み事で無い限り聞いてはいけないと思っています。
冒頭でもお話しましたが、私はこれまで月に400時間ほど働いていました。
しかし、この考え方を学び、自分の責任範囲外の仕事に関してはすべて断るようにしました。
すると、1日8時間の仕事時間ですら余るようになりました。
そして、その余った時間とエネルギーで、皆さんに伝えることができるようになりました。
夢の実現のために勉強ができるようになりました。
自分のやるべき仕事に集中し、成果を残せるようになりました。
最初の1歩目は勇気がいると思います。
嫌われるんじゃないかと思うかと思います。私自身、こうした働き方に変えたことによって嫌われているかもしれません。
しかし、私の生活や私の本当に大切にしたい友人関係、私の将来の目標に対してはなんの影響もないどころか良いことしかありません。
これが真実です。
まずは自分の本当にやるべきことを見定めて、不要な頼み事は断る勇気を持ちましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?