現高1女子が考える学校教育について
13、14、15…
歳を重ねるにつれて「自分は今のままでいいのだろうか」「自分は将来なにをやりたいのだろうか」という不安と焦燥にかけられるようになる。
高校に入学して2ヶ月が過ぎた今、改めて中学校生活を思い返すと、楽しかったようで辛かった。
「将来絶対使わないだろう」と思ってしまう授業も受けなければならないし、学校を休みすぎたら高校に行けなくなる。毎日が決められたレールの上を1歩ずつ進んでいる感覚で、少しでもそのレールから逸れると、「いけない」と洗脳されているような気がしていた。
大多数=正解?
なぜ学校嫌いな自分が高校受験を選択したのか…
多分周りに合わせてしまったのだろう。
私の中学校では、9割型の人が公立もしくは私立の高等学校に進学する。専門学校や通信制高校、就職は極めて少ない。
それは日本が学歴社会であることが大きく関係しているからのように思える。
安定した生活を送るためにいい企業に就職する。いい企業に就職するために知名度の高い大学に進学する。知名度の高い大学に進学するために偏差値の高い高校に進学する。偏差値の高い高校に進学するために定期テストで高い点を取り、夜遅い時間まで塾で勉強する。
いつだって「今」を生きていない。
高校入学後に改めて感じる違和感
高校の勉強は中学に比べて段違いで難しくなる。より専門的で、自分で考えなければならないものが増える。
学校での勉強や受験勉強は、「自分で考える力」「目標に向かって継続して努力する力」を養える点においては、非常に大切だと思う。
しかし、興味のないことを50分×7時間やる以上に辛いことはない気がしてしまう。
それは当たり前なのか、自分が逃げ出したいだけなのか、自分でもまだよく分かっていない。けれども、少なくとも最近では「楽しい」と思えることが少なくなっているため、これが正解ではないのだろう。
とにかく今は、自分がした選択に大きい違和感を感じている。
これから
「やりたいことだけをやる」というのは、現実的には非常に難しい。しかし、少しでも自分が心から「楽しい」と思えることにもっと貴重な時間を割きたい。それには、新たな1歩を踏み出す「勇気」が大事なのだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?