ガラクタ捨てれば自分が見える
今から10年くらい前
やましたひでこさんの「断捨離」
近藤麻理恵さんの
「人生がときめく片づけの魔法」
が流行っていた。
本の内容が気になり、口コミ等検索をしていた
ところ、上記の2冊以外に物凄い数の口コミの本を見つけた。
その本とは
「ガラクタ捨てれば自分が見える」
当時の口コミ件数は1000件以上は超えていたと思う。(今は数百件の表示になっていた。)
しかも高評価。
口コミを読めば読むほど凄い本だと思い欲しくなり、近日中に京都に行く用事があったので
その時に買うことにした。
京都に出かけて河原町で用事を済ませたあと
本屋にいった。
本屋といっても私が選んだのは
BOOK OFF
以前にも行ったことがあり、珍しい素敵な絵本を手に入れたり、一般的な本屋さんにはもうない本にも出会えるので楽しく立ち寄っていた。
いつものようにフロアに上がり、気になる本棚をチェックする。
ひと通りみた後、お目当ての本を探そうとした時、あることに気づいた。
私が憶えていた本の情報は
「ガラクタ捨てればナントカ・・・」という
あやふやな題名と
文庫本であるという事だけだった。
本棚は出版社名で陳列されていた。
ものすごい量の文庫本の棚を目の前に困った。
店員さんに聞こうと思ったが、「ガラクタ捨てればナントカ・・・」をという風に説明するのもなんだか恥ずかしくなってしまった。
携帯も充電が無くなっていて調べることもできなかった。
覚悟を決めて、棚を一つ一つ探していくことにした。でもあまりにも多い。
そしてあることが閃いた。
自分の直感で探し当てよう!
急にワクワクし、本棚の通路の1番端に立った。
両側の通路に、それぞれ大きな文庫本の棚がある。
まずはまっすぐ歩いてみた。
そして気になったところの列で立ち止まった。
もちろん出版社名とか、ジャンルとかは見ない。
見てもわからない。
そこでさらに通路の右に行くか、左に行くか。
左に曲がった。
さらに数歩進み、止まった。
次は
左の棚を見るか、右の棚を見るか。
左をみた。
よし。このあたりの棚を探そう!と思った
次の瞬間
「殻付きの落花生」をもらった時くらい
びっくりした。
(良かったらザ・シークレットの記事をご参照ください☆彡)
探さなくても、手をかざした私の目線のちょうど目の前に
その本があったのだ。
「ガラクタ捨てれば自分が見える」
カレン・キングストン
私のこの文章力でこの時の驚を伝えるのは難しいが、本当にびっくりした。
自分で始めたことなのに、一瞬何が起こったのかわからなかった。
本の在庫がない可能性もあった。
諦めて帰らなくて良かった!
最短時間で本を手に入れることができた。
直感を信じて良かったし、自分には実はものすごい力があるのでは?と思った。
実際歩いている時はなんとなくこっち、みたいな感覚で歩いた。
誰かに操られるように動いたと言っても不思議ではないくらいドンピシャだった。
私がこの本が欲しい!と思った瞬間から、本にここだよ〜と引き寄せられてたのかもしれない。
その後、本の口コミにあったような劇的な変化はあったといえばあった。
私には必要だと思っていたものがある時、
全て無くなった。というか失った。
仕事、家族、家、お金、人間関係等・・・いつのまにか自分に合うと思っていたものが変化し、合わなくなっていった。
もちろん残ったものはある。
自分にとってほんとうに必要な環境や人が整理され残り、新しいものが入るスペースが自動的に作られた。
今思えば、当時いろんなことを我慢していた。
そうすることが良いんだと言い聞かせていた。
我慢は良くない。
自分を傷つけるし周りにも優しくできない。
それはとても不自然なことだったから
私の目の前からそれらはなくなった。
物のゆとりだけではなく、やっぱり何もしない時間のゆとりは本当に本当に大事。
とわかっていながらも、
ぎゅうぎゅうになった本棚と睨めっこしている。
そして何かを期待して行動するのは上手くいかないことがある。
この本の出会いは、途方にくれてもワクワクしながら行動し、諦めずに自分を信じることが最短距離で目的地に到着できると自分で証明した出来事だった。
この記事を書きながらいろいろ思い出したが、
その後あらゆることが上記のように上手くできたわけではない。
凄い力があるのかどうかも自分にはわからない。行動するって勇気がいるし、自分を信じるって難しい。
それが出来ないこともあるし、無理に出来ない方が正解の場合がある。
時々びっくりするような奇跡のようなことは相変わらず起こるのだ。
読んだことのない方にはおすすめの一冊であることは間違いない。
ぜひ変化を体験してみて欲しい。
読んでくれてありがとう♡
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