いつでも
寝る前に思い浮かんだのは
オードリーヘップバーンが最後に出演した映画だった。
初めてその映画を見たのは、もう30年くらい前。
テレビでオードリーが見られるのを、とても楽しみにしていた。だけど当時、ローマの休日、ティファニーで朝食を、パリの恋人、おしゃれ泥棒 など、若くて華やかなオードリーしか知らなかった私は、テレビに映る姿に驚いた。
そこにはしわだらけで、
全然華やかではないオードリーがいた。
役名も〝ハップ〟という聞きなれない名前で、
もっと他になかったのかなと思った。
その時は映画の内容よりも、オードリーが見たかったので出演時間が短くてがっかりだった。
そして何年も経った後、この映画の監督が
スティーブン・スピルバーグだったこと
オードリーの遺作になったこと
なぜ出演したのか
などを知るうちに、小学生だった私にはわからなかったこの映画に込められたメッセージが理解できるようになった。
私が変だと思った名前には、重要な意味が込められていた。
その意味を知った時、オードリーにぴったりだと思った。この役をオードリーにしたいと考えた人たちにも感謝。
この時の出演料は、全てユニセフへ贈られた。
天国があればいいなと
思う思いは
強くなるばかり
昨日も「しおりのなんとなく日常」を見て、癒されて寝ようとした時、気になる動画が目に溜まった。
そのタイトルは
【パンサー向井】
「第六感を信じることになった驚愕の出来事」
お笑い芸人さんのことはあまり詳しくなくて、
名前と顔がかろうじてわかるくらい。
でもパンサー向井さんは、渡辺直美さんや又吉さんのYouTubeからの情報で、お人柄をなんとなく知っていた。怖い話は嫌だけど、コメントを見ると、〝泣きました〟とあり、怖くないことを確認して見ることにした。
ざっくりとまとめると、
幽霊とか、目に見えない不思議な話とかを全く信じない向井さんが、ある出来事をきっかけに、亡くなったお母さんからのメッセージを実際に受け取ったお話。
偶然にしてはよくできている話。
ありえない不思議な話。
この動画が公開されたのは今から10日前。
もしかして本当に天国はあるの・・・?
そのことで頭がいっぱいになって、
いつのまにか寝た。
そして
朝が来た。