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好きなものを食べてハッピーに過ごそう

高校生の時、同級生の女の子が
ジェーン・バーキンが
大好きだと教えてくれた。 

当時私はオードリー・ヘップバーンに
夢中だったので、ジェーン・バーキンについて
深く知ることはなかった。 

その後、時々雑誌やTVで、彼女の名前や存在を
感じながら生活をしていた。 


また数年後、ジェーン・バーキンが大好きだと
いう女性に出会った。   

大好き過ぎて、フランス語を勉強するようになり話せるまでになっている。

でもその時も、私はアンナカリーナに夢中で、
ジェーン・バーキンのことを深く知ることは
なかった。 


エルメスのバーキンバッグの由来になった人、
セルジュ•ゲンズブールと結婚していた人、
フランスで活躍している人、
丸いカゴバックがかわいいおしゃれな人。  

映画も見たことがないし、よくわからない人。

ビストロSMAPで、初めて動いているジェーン
・バーキンを見て、バッグを踏みつけている姿にびっくりした。 


でも、バッグの製造過程で、クロコダイルへの残酷な処置があることを知ったあと、国際基準に則した改善が成されるまでバーキン・クロコの名を外すように依頼したという記事を読んでから
少し好きになった。


それからさらに、何年も経ってから
ジェーン・バーキンのある記事が私の日常に
現れた。 


長女ケイトの記事だった。 


少し前に、日本のあるアパレルブランドと
イベントを開催しており、名前や活動を知っていた。  
なので何故そんなことになってしまったのか
不思議だった。



それからその後、どうなったのかわからないままある本に出会った。 


気になっていたその後のことにも触れられており
40歳を過ぎてからの生き方について 
ヒント、もしくは答えをもらった。

お別れをする人が少しづつ増えてくる
人生の折り返し地点。 

悲しい出来事に遭遇した時に、どう生きれば良いかを教えてくれる、大切な一冊になった。  


東日本大震災の時に、ほとんどの人が東北から、日本から離れようとする時に、一人で日本に来て支援活動を行なっていたことを知った。


私にジェーン・バーキンのことを教えてくれた 
人達が、ジェーン・バーキンが大好きな理由が
わかった。  


少し前から、人は死んだらどうなるんだろうとか、かみさまっているのかなあと思うことが
増え、友人にその話をしたら、同じことを思うと話してくれた。 


彼女も家族を亡くしている。
私たちは今、そういう時期なのかもしれないと
思った。 


気になって寝る前に
「神様は本当にいると思いますか?」という質問をしているサイトを見てみる。

みんなそれぞれ思うことを解答しており、 
いると思う人、いないと思う人のそれぞれの意見に納得した。 

いると思う人は、自分の力ではもうどうしようもない八方塞がりの時に、他者からの手助けだったり、何かしらの出来事で道が開けて行く時に
かみさまというような存在がいるのではと感じるとあった。

私もそう思う。 

いないと思う人は、戦争や虐待や事件など悲しい理不尽な出来事を目の当たりにした時に、神も仏もないと思うということ。 

私もそう思う。    



今日、ジェーン・バーキンとはまた別の方のことで、あるコメントを見つけた。



「あなたがいない人生はひどくつまんねえんだ。 神様に頼んでおくから、ちょっと天国で休んだらすぐに生まれ変わってこいよ!」 



最近見た数あるコメントの中で
1番心に響いた。 



〝あなた〟のことはTVやSNSを通して
私も知っていた。 

よくあるニュース。  


会ったこともないし、ファンでもないけど何故か涙が出てきて、かみさまっているのかなあってまた考える。 

ドッキリでした!!ってまた笑顔で言ってくれないかなって思う。 

こんな見ず知らずの人にまで、影響を与える存在っていったいなんなんだろう。




天国なんてないと思う。 


生まれかわりなんてないと思う。





でも私も頼んでおくから、
このコメントみたいに
あればいいなあって思う。



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