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私はやはり空を見る。
#鬱気味観察日記
買い物の帰り道、ややじっとりした天候の中YouTubeMusicの洋楽をランダム再生にしていると、U2のWith or without You が流れてきた。
ちょうどその時、空の雲が近くまで来ているかのような錯覚を起こし、さらに奥行きをも掴める気がした(画像ではそれは難しいね)。
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ベースのリズムがズンズンと行進させてくれる。生い茂った木々の合間を卸したばかりの新しい靴を汚しながら、とかく前に進む、そんなイメージが私には湧いてくるが、実際の歌詞は少し違うようだ。
この歌は1987年にリリースされ、訳すると『あなたといても、いなくても』となっている(下記記事より)。
あなたといても、いなくても
俺はこのまま生きていけない
私は現在息子と暮らしているが、今まで1人で生きた事がない。親元から離れたのは結婚をしたからで、その後子をなし家族が増え、私の我儘から離婚し子どもと生活をし、気付けばそれぞれ子のふたりは自立し、そうして残った末っ子が社会人になり、それもいつか私から離れていくのだろう。
子ども達に対して、この子達が物理的にはいなくなったら生きていけないがそもそもそんな事は考えるものでは無い。考えたくもない。
私がかつての恋人と、この人といてもいなくても生きていけない、と言う刹那的な事はあれど結局生きている。
そんなもんだ、寂しいけれどもね。
それでも、買い物袋を引っさげて、空を見ては夢を見る。