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マタイ受難曲

聖書のマタイ福音書26.27章を読んだ。
もちろんBGMはバッハのマタイ受難曲だ。
聖書で読む分にはサクサクと読めるが、
音楽となると3時間近くあるようだ。

そのマタイ受難曲を聴きながら、
目の前にある、毎朝の習慣で珈琲を落として飲むのだが、その時に使うマグカップを画用紙に描いてみた。
絵は好きなだけで構成も構図も基礎も習得せずしてただ描くだけでこれまで過ごしていた。
これが本当の自己満足と言うもので、本来なら人に見せるものでは無いのだが、承認欲求がある私は誰かに見せたくなるのだ(批判を受け止められないくせに)。

話は聖書に戻るのだが、
キリストが裏切られ死ぬことを予言し実際に命を引き取るまでが記載されている。
その描写が何千年と受け継がれたものだと言うのに、人間らしい心の機微が読み取れる。
そして、キリスト取り巻く司祭や群衆は、今の我々でもあるように思えてげんなりする。

このマタイ受難曲は、村上春樹の1Q84の作品に登場するのだが、気になってYouTubeを探したことから家にある聖書を引っ張り出してきたと言う話である。
クラシックはキッカケがないと聞くことがない。
こうして何かの折に(記憶力低下により浅い知識になってしまうが悲しいが、)調べて脳の活性化をさせたいものだ。


お気に入りのマグカップ

#エッセイ
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