ジャコウアゲハから生きる一つの選択を学ぶ
【姫路市蝶ジャコウアゲハの お話し会】
私が母から受け継いだ家紋は
アゲハ蝶🦋
そして
姫路城の城主池田輝政の家紋が
アゲハ蝶で
姫路の市蝶🦋でもあるのです
以前から
アゲハ蝶に思い入れがあり
ヒョコムでお知り合いの
姫路ジャコウアゲハ倶楽部 代表
三山 茂夫 氏の
ジャコウアゲハのお話し会があると聞き
参加させて頂きました。
三山氏 は1948年生まれ
お祖父様が
三つの山に木が茂るように育つように
という願いを込めたお名前だそうです
その大好きだったお祖父様との
三山氏7歳の誕生日の
お風呂での事
庭から集めてきた
🍁紅葉をお風呂で浮かべ
自分の懐に手で掻き集めてみなさい
とお祖父様にいわれてやったけど
脇から全部抜けて行って集まらない
けれど
お祖父様の方へ行けって
逆に手で紅葉を押し流すと
逆に自分の方に帰ってくる
この事からの教えは
『自分の為ではなく
誰かの役に立つ仕事をしなさい』
と、話され
そして
この話の意味が
いつか気づく事がある
その時
この本当の意味がわかるよ
と、話されたそうです
後に
二宮金次郎の『たらいの水の法則』で
人のために心を寄せ
奉仕をする気持ちになると
巡り巡って自分のためになる事だった
理解されたそうです
ある時
森山良子さんの『この広い野原いっぱい』
その
『あなたにあげる』の歌詞が
お爺さんの紅葉のお話し
と重なり
自然の中の野原から
全て自然から与えられている!
誰かの為に
無償の愛に気付き
衝撃がはしられたようです。
そして今
ご自身の
お仕事をする時の
BGMにしているとお話しさせていました
その三山氏が
1988年4月1日にジャコウアゲハが市蝶と制定されてから
飼育と観察を始めたられて
現在まで
ジャコウアゲハの一生の生育に
携わっていかれる中
自然の中の
法則から
ジャコウアゲハの不思議と
美しさに魅せられていかれたのだと
感じました
自然の中でウマのスズ草しか食べない
幼虫
そのウマのスズ草には毒があり
幼虫時代にその葉を食べることによって、
体内に毒を蓄積します。
この毒は成虫になっても体内に残るため、ジャコウアゲハは
何と!
敵から狙われず
食べられないんです!!
ジャコウという名前は
香料のジャコウシカの甘いバラのような
香りを
ジャコウアゲハのオスが発していてからで
成虫になり
脱皮して羽を広げ
他のアゲハチョウに比べても
香り高く
ゆったりとふわふわと飛んでいる姿が
いかにも優雅で
美しく感じられます
これは毒を持つために外敵に襲われることがないためでしょうか。
幼虫のときに毒のあるウマのスズ草を食べ
毒を持つ事
自然界の中で生きる術
まさに
自然の中で
生きていく為に
与えられた様
その法則にのっとり
自然に素直に生きて
ヒラヒラと
成虫になってから
2週間を生ききる姿に
どう生きるか
その一つのあり方であるように
感じられました
また
人として
感謝の生き方が
まさに
お祖父様との幼少期のお話と重なり
自然界は全て一つの法則のなか
与えられて
生かされていると
ジャコウアゲハの成長と
その一生から
学ばさせて頂きました。