~卒業設計案7~移築する象徴
こんばんは、今日はニュースを見てて思いついた卒業設計案について書いてみようと思います。
移築する象徴という案にしましたが、内容としては象徴的な要素が移築して他の場所でまた象徴として働くというものです。
具体的には、お台場の観覧車を他の場所に移築する案を考えていましたが、フィクションでいったら他の東京タワーや水戸のタワーとかも面白いかなと思いました。
設計案としては、地方都市の百貨店にお台場や他の遊園地などの観覧車があれば移築するという案です。
この案で新しい点は、移築する観覧車は屋上に置くのではなく百貨店の裏におきます。この観覧車を屋上や他の会への移動用として使います。そうすれば百貨店の各階へのアクセスの手段が面白い上に、各階のプランが少しずつ変化すると思います。さらに、象徴的なものとしての観覧車ですが、昔は屋上においていたものですが、現代では横に置くことにします。昔は高さを求める垂直的な意識がありましたが、現在は水平方向に意識が向いているような印象があります。そのため高さを求めるために屋上に置くよりも、水平方向を見渡せる横に置くのが良いと思いました。
さらには、百貨店も透明性のある百貨店にして面から裏の観覧車が見えるような建築にしたいと思います。コーリンロウのいうリテラルな透明性ではなく、虚実の透明性が大事だと思います。二重性とも言えるようなものを作るきっかけとしての要素も持つといいかなと思います。ケレツの作品にスラブに穴が開けられて、透明性のある建築がありますがそのようなイメージでいいかなと思います。まぁ、これはリテラルな透明性な気がしますが…
とりあえずは今思いつくのはこれくらいですが、他にも壊されたり取り壊されそうな象徴というものはある気がするので探してみようかなと思います。
読んでいただきありがとうございました。