国立西洋美術館 自然と対話のダイアローグの展示手法について
先日(2022/06/04~9/11)開催されていた自然と対話のダイアローグの展示が非常に建築的な展示(美術館のキュレーション的で無い展示)という風に感じたため、今回はそれについて書いてみようと思います。
今回のテーマとしてある"対話"という言葉は目玉であるモネとリヒターの展示で一番明確に現れていた。モネの船遊びが雲が反射した水面に映った雲、これは焦点を持った雲を表す。それに対してリヒターの雲は焦点を持たないどこを見てもいいのかわからない不思議な絵であった。この二つを四角い