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【スマホ依存症】30日間SNSを禁止生活

 

 今や日常になっているスマホの使用、その引き金になっているSNS、私達の生活の中でスマホというのは必需品になりました。私は毎日電車を乗りますが、乗っている人のほとんどが携帯を使っています。また、人によってはスマホを使いすぎるスマホ依存症など、とても便利な機器が時には悪となり私達に影響しています。



 特に男性がスマホに依存することが多く、日本人のおよそ421万人がスマホ依存症に該当します。また、13歳から18歳では52万人という人が依存しているのです。


 
 私の一日のスクリーンタイムは7時間くらいでした皆さんはどれくらい使っていますか?



ー 「そんな便利な機器スマートフォンはなぜ使いすぎてしまうのか」??


 その主な理由は一つの説ですが、20万年前のホモ・サピエンス時代に遡ります。その頃は、150人程度の集団で村を形成していました。この社会で生きるためには、最新情報の収集と自己主張の強さが書かせませんでした。



 その理由として、村で何が起きているのか、この村で自分はどれほど必要な人材なのかアピールする事により、有利に立てたからでありました。その後、20万年の時を経て、このような思考パターンを有する人間が生き残り、交尾を重ねてその特徴が濃縮され現在に至ったと考えられてます。



 つまり、人が時間を費やしてまでSNSに時間を割く理由は先祖からの考えを本能的に行っているからです。



 また感情的なことでは、小学生から中学生を対象にNTTドコモが行ったアンケートでは、


中学生の9割が「スマホを使いすぎてしまう」――NTTドコモの社内研究所「モバイル社会研究所」の調査で、こんな傾向が分かった。使いすぎる理由は1位が「楽しくてやめられない」、2位が「暇つぶし」、3位が「友だちづきあいのため」だ。

 などの安易な考えが上がりました。ですが、これはほんの気持ちの表面でありスマホを使うことにより「ドーパミンが放出されて幸福度が増す」からだと考えます。また、「気持ちの乱れや次々」「流れてくる投稿によって飽きない」など人によって様々です。


 さらに「スマホを使うことが習慣化されることです」僕達はただなんとなくスマホを触っています。ですが、その何となくが習慣化され悪影響を引き起こしています。習慣は脳だけではなく体が覚えてしまうので、スマホを使わないと違和感が出てきます。



ー そしてもう一つ「スマホを使いすぎる人の特徴は何なのか」??


英・オックスフォード大学(2010年)の研究で、ローガン教授は過去4年間に渡って1,510人の学生がレポート作成をする様子を観察分析し、その結果として、人の行動は2つのタイプに分けられると提唱しています。その1つは「ゴール遂行型」で、もう1つは「プロセス探索型」というもの。前者は、何かに疑問を持ち、それを調べようと一度思い立ったら、他の情報には目もくれず、まっしぐらにその疑問点だけを調べ、解決する人。一目散にゴールへと向かうタイプです。それに対して後者は、そのことを調べようと思い立っても、途中で他の情報が入ってきたら、すぐにそちらへ寄り道してしまう人。よそ見しているうちに、当初のゴールに辿り着くまで時間がかかってしまうタイプです。この「ゴール遂行型」と「プロセス探索型」には、双方に一長一短がありますね。目標まっしぐらの人にも、途中過程をじっくり楽しむ人にも、それぞれ仕事の向き不向きがありますし、楽しいと思えることのジャンルも違うわけです。ただ1つ、では「スマホをいつまでも見続けてしまうタイプはどちらか?」と問われれば、それは間違いなく後者の「プロセス探索型」の人といえるでしょう。

 
 上の研究からわかることとして、スマホを使いすぎる人は自分の行動を感情で決めて動こうとしている人はスマホ依存症になりやすいということです。しかし、前者のように意思を持ち、あとのことを考えて行動を移す人は、スマホ依存症になりにくいことがわかります。


つまり、計画的に動く人よりも感情的に行動を取る人のほうがスマホ依存症になりやすいのです。




スマホの長時間の使用により生じる、肩こりや首のこり、腱鞘炎、眼精疲労、視力低下、ドライアイ、脳疲労などの症状の総称が『スマートフォン症候群』。 また、首や肩のこり、眼精疲労、脳疲労による影響で頭痛、不眠、めまい、吐き気なども起こることがあります。

 上の記事が全てではありませんが、人によってはうつ病を引き起こす場合があります。また、思考力判断力低下、肥満を起こす可能性も指摘されています。


 ですが、これとは一概に長時間の使用でなければ害がないとも言えます。実際に、2017年行われた12万人を対象に行われた調査でも長時間の使用でなければ問題がないという事実が示されました。


 また、オンライン交流に関する調査では、ネットでの交流がむしろ人との交流を減らすことがなく、友人関係の結束力を高めたと示されていました。つまり使い方次第で人はスマホを有利に扱えるわけなのです。


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