美しく座る
美しく座るといっても私たちは座礼ではなく立礼です
正座ではなく椅子に座ります
前々回の「美しく立つ」前回の「お辞儀」にも通ずるところですが椅子に座る場合も背筋は真っ直ぐ、胸骨を上に向け方の力は抜いてすわります
椅子の座面には引っ掛ける程度に浅く腰を掛け膝は90°から90°以上が望ましです
骨盤は立てて軽く腹筋にも力が入っているぐらい背中が丸くならないように背筋にも意識して首が前に出ない様にします
反り腰の方は反り過ぎない様に腹筋で背骨を後ろへ押して反り過ぎを防ぎます
胸骨をしっかり上に向けると自然と脇の下に余裕が出来てきます
肘は軽く後ろへ引き5本の指は揃えて自然な位置で膝から少し上の方へ添えます
この手の位置は体格や手の長さのどて変わってきますその人の一番美しい位置におきましょう
ここまで出来てようやくお辞儀です
椅子に座ってのお辞儀は立って行うお辞儀より難しいです
お尻が固定されてますので後ろへ引く事ができないのです
立ってお辞儀する時と同じ様に股関節だけが屈曲します
上体は真っ直ぐ!
私の場合は姿勢が良く有りませんでしたのでお辞儀する時は胸の辺りから前に倒れ頭が先に行かない様に気をつけました
戻る時は逆に後頭部から戻って行く感じです
お手前ではお辞儀をする様な形上体を屈曲させる事が多いので大事な部分です
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