TVとYouTube 報道の乖離
政治にほとんど興味がなかった私でも、今年になってから政治や国家の利権動画を毎日見ています。
日本に何が起こっているのか、政治がどこに向かっているのかを気にするようになったのは、夏の選挙戦の残念な結果が大きく影響しています。
我が家はテレビがないので情報源はYouTubeとネットニュースのみ。
今年は多くの国民が、選挙結果や国家に絶望したと思います。
先日職場の打ち合わせで、思いがけないことを知りました。
70代の上司が時折腕を撫で、ため息をつきながらにこやかに、
「おととい8回目のワクチンを打ったら、腕が痛くて」
まるで名誉のようにニコニコしながら語る上司にハッキリ伝えました。
「そんなに打ったら身体に悪いし、ワクチンで亡くなってる人もるんですよ?」
それでも、ただニコニコ。
そして生活保護の話題になったときも、「生活保護は簡単に承認しちゃいけない。甘やかしちゃいけない」という上司。
私はホームレスのボランティアをしていた時期に生保の申請に同行したことがありますが、実際かなり厳しいことを言われます。
「でも本当に必要な人もいるのに、外国人の申請は簡単に受理するのはおかしいですよね」と返すと、
「日本人が少なくなって労働者が減ったから国が頼んで来てもらったているんだよ」
YouTubeの発信とは真逆の認識に、思わず「YouTube観ることあります?」 と聞いたら、テレビだけでした。
日本は、諸外国の人にはあっさりと承認。日本に到着して1週間で申請、受理される中国人。
1分弱の動画です。コメント欄もどうぞ😊
YouTubeを知らない世代にはテレビが見せる世界が真実。人がいいとたやすく洗脳されてしまうのも分かります。
それにしても、両者の間にこれほど認識の乖離があるのには本当に驚きでした。
以前、ドキュメンタリーの映画監督志望の学生から聞いたことがあります。
「どんな真実も起承転結で感動的なストーリーに仕上げるよう、学校では教えられている」
実際、マスメディアに密着取材されたホームレスの方は、自分の話した内容と違うと言っていました。
メディアは、感動モノ仕立てにするのが得意なようです。