両極端な二つの沼にハマっている
ハマるの定義に悩むところですが、ハマったもののグッズまでも欲しいと思うのは自分としてはかなりの沼り具合なので、そこを私のハマっている、とします。
グッズまでも欲しいと思うのは、過去にも熱弁した、
ゴールデンカムイ
と
プリンセスプリキュア
です!!
正直全く毛色が違います。
色で言えばピンクと土留め色。
思い付く全ての反対語が似合う2作品。
でも単純な私なのできっと共通点があるはず。探してみることにします。
主人公
ゴールデンカムイ
主人公 杉元佐一
杉元は日露戦争帰りの元軍人。俺は無敵の杉元だ、が口癖。その通りにマジで無敵、というか回復力すごい。
傷付いた過去を持ちつつも己を奮い立たせ、目的に向けて実行する。かわいいものが好きで基本的には素直で優しい。
プリンセスプリキュア
主人公 春野はるか
プリンセスになりたいという夢を小さい頃から持つために、それを同級生にからかわれるなどした。
プリキュアという強者として戦う中、夢を否定され絶望にとらわれかかるも、自らに蓄積された過去の思い出や友人などの言葉や行動を思い出し、自力で絶望を打ち払う。
ウザキャラではなく、うるさいながらもちゃんとちょうどよい距離をとれる、素直で優しい子。もちろんかわいいもの好き。
相違点
正義性はプリキュアが高い。
杉元は敵と見なすと共に行動していた元仲間にでさえ手を出す。
人間として男女の性差。
体つきもムキムキ杉元とほっそり中学生はるか。
乙女してる杉元がはるかと入れ替わっても違和感はなさそうだが、普段は入れ替わっちゃだめ。
一方ゴールデンカムイのヒロイン、アシリパさんとはるか、を比べると?
むしろ杉元より離れてる気がしなくもない。
年齢は近く性別も同じ。面倒見がいい、ところくらいじゃなかろうか。
アシリパさんの自然と一体となった優しさは、はるかの優しさとはまた違う。
入れ替わったら一瞬でバレそう。刺繍やってるって言われて一瞬で嘘だと見破られたほどのアシリパさんと、プリンセスのように「上品」をお勉強してるはるか。両極端w
ただ刺繍が下手そうなのは一致。
ストーリー
ゴールデンカムイ
日露戦争帰りの杉元佐一が一攫千金を求めて訪れた北海道で、刺青人皮を使った一攫千金の話を知り、出会ったアイヌの子アシリパと共に北海道や樺太を仲間や敵と共に駆け抜ける、全てのテーマをここに置いてきた!とゴール⋅D⋅ロジャーが言っても不思議ではない作品。
プリンセスプリキュア
正式には
Go!プリンセスプリキュア。
なので略称はゴープリともいう。
幼い頃出会ったカナタという男の子に夢を肯定された記憶を持つはるか。
異世界にあるホープキングダムや、実はホープキングダムの王族だったカナタを救う為、襲い来る敵に伝説の戦士プリキュアとして戦う。
追加戦士は元、敵。
この子はいつも一人きりでバイオリンを弾く。物憂げで悲しい旋律。
実は洗脳され操られ記憶を消され敵のもとで動いていた、ホープキングダムの姫。ヒーロー、カナタの妹である。
この事が発覚して洗脳からとかれ、仲間になり、自分の罪に葛藤するところまで描かれるのは、幼児向けとしては深い。
そしてあの悲しい旋律。カナタがよく弾く明るい旋律の副旋律?だったことが判明した日は震えましたね。。良くこんなに違うメロディで、合うように作れたなっていう、作り手さんへの尊敬。。
あ。
これか?!
敵
ゴールデンカムイ
主に三つ巴の格好になっている。
杉元の主人公勢
鶴見勢
鶴見率いる、陸軍第七師団
土方勢
網走脱走兵組
ただこの一員のコマ達が、あっち行ったりこっち行ったり。主人公勢も土方勢といたりやむを得ず鶴見勢といたり。
それぞれがそれぞれの思惑で動いている。
予定調和じゃなく、作者の思いどおりじゃなく、本当にこういう人たちがいて、こういうことがあったんじゃないかというリアルさ。
ゴールデンカムイのラスボスは鶴見になるでしょう。
コイツが居なかったらもっとうまく行ってたよってのは宇佐美。
そして愛すべき悪役といったら尾形。
ただただ愛に飢えてた。愛情深い人だったのに、愛を受け止めてもらえなくて変な方向に暴発してしまった山猫は、あの線路の脇で、そしてその後はただの尾形として、銃を愛しながら生きていってくれたのだと願ってやみません。
プリンセスプリキュア
プリンセスプリキュアの敵といえば、クローズ。
はるかがはじめて戦う敵幹部にして、ラストにも戦う人。
絶望を食らうモノとして、希望を産み出す夢は、不可欠であり表裏一体な存在であることを理解し、倒すことなく倒されることなく、別れて終わり。
その敵の名がクローズとは。そしてはるかのモチーフが花であることも、幕が閉まることも、全部計算だったの?!と思うと本当に恐れ入りますが、当初の予定にはなかったと聞いたことがあるような。
それでもこの偶然はすごい。
わかってしまった
途中出てしまいましたが、そう。
尊敬
ですわ
作り手さんに並々ならぬ尊敬を抱くと推しになるようです。
ストーリー、キャラクター、キャラクターの動き方。
自然なのに画期的。
もちろん他のいろんな作品の作者さんに対しは尊敬します。
それらは本当に神だし。
なんだけどそれ以上に、自分の中でひとつの宗教が出来上がってしまった感覚に近いのかもしれません。
やば(笑)
最後に……
魅力的なコメディリリーフ
白石由竹
シャット
この二人の存在も大きいー!
プリンセスプリキュアは、ほぼ全員コメディ行けるんじゃないかとは思いますが、シャットさんは特にかわいかった。
そして白石。
ゴールデンカムイは白石抜きでは語れない。
一番優しくてかっこいい男なのよ白ちゃんはさ。
結婚するなら白石一択。
まとめ
つまりゴールデンカムイとGO!プリンセスプリキュアは、ひとつの宗教だと言える。
グッズ買うのも集めたいからと言うのもあるが、これは課金したいから、お布施の意味もある。
よく○○信者とか言うのを横目で見てたけど、とっくに信徒だったわけです。
ここは安全な沼です。
特にゴカム界隈は盛り上がってるけどゴープリ勢は仕方ないとはいえ下火なので、みんなハマって欲しいー!
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