受験の季節到来1
この時期になると思い出します。
38年前の大学入試のことを。
当時は、共通一次試験(現在の共通テスト)満点が1000点でした。
大学浪人1年目のことです。
年明け1月の共通一次試験が最初の入試でした。
第一日目は、確か理科(生物、地学)、国語の2教科3科目を受験しました。自己採点の結果、3科目とも約8割の出来。
第二日目は何かやらかさなければ、合計800点ペースでした。
鼻息がとても荒かったように思います。
運命の第二日目は、私にとっての「鬼門の数学」、比較的得意な英語、絶対的な自信を持っていた日本史、政治経済の試験です。英語は比較的順調に解答しました。
数学は・・・・・。200点中の100点(涙・笑)。
やはり撃沈。
日本史は、70点。
模試で偏差値70を超え、絶対90点は取れると思っていた政治経済。
まさかの47点。
自己採点の結果、合計600点の半ば。
高校3年生の時から、合計で50、60点くらいしか伸びず。脳裏には、「2浪」の文字がちらつきました。
脆くも、4月からの第一志望校での大学生活が露と消えました。
第2志望の私立大学の入試まで、あと3週間を切っていました。
模試の合格判定は、C。失敗すると、「2浪」が現実になります。
しかし、気持ちは落ち着いていました。
「私学の入試問題のほうが相性が良い」という根拠のない自信。入試本番まで、英語は、今まで勉強した問題集を快速で5回解きなおし。
日本史は、一問一答式の問題集1冊を(6000題収録)を
2,3日で1回転しました。国語は、あまり勉強しませんでした。
とにかく気持ちを落ち着けることに専念し毎日過ごしていました。
そして、第2志望の私学の入試の本番がやってきました。
受験の神様は私を見捨てませんでした。
入試本番で驚くべきことが起こりました。
(つづく)