サイバーパンク2100 (2)
近未来、サイボーグ、蕎麦職人、魔法少女ときたところで雲行きは完全に怪しくなってしまった。意外な展開にもほどがある。なんとかして辻褄をあわせようと、この約24時間考え続けた。東京机器人集団(トウキョウ・サイボーグ・グループ)なる組織が、警察官やその家族に手をだすほど凶悪で、対抗するため身分を秘匿した特殊部隊が結成。官民共同の組織で、魔法少女は巨大企業のご令嬢でリーダーとしてこのプロジェクトを率いている。蕎麦職人はたまたまその巨大企業傘下の保険会社と契約する際、身体欠損時に最新のサイボーグ技術による施術をうける特約をしていた。その結果、特殊部隊で使用するパーツの被験者となった。
とてつもないこじ付けである。あまりにも設定が壮大であり、とてもじゃないが8000字程度に収まりそうにもない。20万字はいただきたいが、長編をかくつもりでなかったので、完全に失敗でしかない。
原因は単純、行き当たりばったりの思い付きが度を過ぎてしまったからだ。ショートショートであれ、短編であれ物語のサイズを考慮してネタを考えていないといけない。今回の事でそう悟った。前回の2099年の賽銭泥棒は世界観が狭かったので、蛇足な人物を書いてしまった以外問題なかったと思われるので、なんとか力業でねじ伏せることができた。
この失敗を生かせなければ、無能極まるので、星新一先生に弟子入りして出直したいと思う。がっちりパクれるよう頑張っていきたい。
noteを始めなければ、気づくことはなかった。やはり、毎日書いていくことが重要なのだと確信した昨日と、今日であった。
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