キカク・ドットコム(3)「23.10.16」
三回目を迎え、「テレビ番組の企画を考える」ことの難しさを実感する、今日この頃です。何事もやってみないと分からない。こんな単純なことを、やってみるまで理解できない不肖、ろくでなしのK。今回もなんとか捻りだしていく所存です。はい。この企画の趣旨は、普段と違う頭をつかうこと。だったと思います。前置きはこのくらいにして、さぁ行こう。
「セカンド・キャリア」(夜8時~9時 週一レギュラー)
夢や目標を諦めた人のセカンド・キャリア挑戦に密着、支援する。「家、ついて行ってイイですか?」の亜種か。何故、諦めたのか。どんな活動をしていたのか。セカンド・キャリアとしてどんな道を選ぶのか。その様子を芸人、タレントでモニタリングする。こんな時代だからこそ、刺さる人が多いのでは。ユーチューブでは「街録ch」に近いジャンルで、一定の需要が見込めるだろう。
「裸のつきあい、酒とつまみ(仮)」(深夜0時~1時 不定期)
読んで字のごとく、基本的に「裸」で酒のつまみになる料理を前半でつくり、後半でその料理をアテに酒をあおりつつトーク。
決して、裸であることを触れてはいけない。しかし、調理中に油がとんだり、時折、尻が見切れて笑いをこらえるのに必死。コンプライアンスと戦いになるため、レギュラーは不可。酒がはいってくると、油断して、ぞうさんが見切れそうになるが「ぞうさん」マークで隠すのでセーフ。
基本的に男性で、全裸になれるといったら芸人に限られるので、ゲストに他ジャンルの人間出る場合はそれだけでサプライズ。しつこいが、裸に触れるのは禁止事項である。
「大江戸サイバーパンク」(土曜 夜11時から0時まで 週一レギュラー)
江戸末期とサイバーパンクの世界観で、どたばた即興舞台喜劇や5分程度のミニアニメ(AC部、四畳半神話大系てきな)、架空の番組内バンドの演奏(大物ミュージシャンに、大江戸サイバーパンクなコスプレ)などが詰め込まれたハイセンス系番組。オープニング、エンディングテーマ(バーバパパとか)もしっかりつくりこむ。
テレビを飛び出して、大型イベントにも発展しそう。海外にも売れるかもしれない。が、金がかかりそう。あったらいいなは、大体、金食い虫。でも、あったら観てみたい。
今週は先週にくらべてアイデアだしの苦労は少なかった。金が足りなかったり、コンプライアンスに触れてそうだったり、実際やれる企画はなさそう。改めて、テレビマンすごいよ。なんやかんや観るべき番組あるし。昔にくらべてパワーが落ちてる感は否めないけど、斜陽産業なんて言わず、テレビだからこそ出来ることを追求してほしいもんです。