シンニンギアとエアプランツ その2
シンニンギア上海の女王が壁を這ってエアプランツを登るさまを以前紹介した。
経過を楽しみにしていたのだが、予想外にもなんとエアプランツのほうがシンニンギアを嫌がり、数日かけて振り払うようにシンニンギアをほどいていったのである。四六時中見張っていたわけではないので真偽はわからないが、嫌がって体を逸らしていったようにしか考えられない構図なのだ。
確かにウスネオイデスをこじ開けるように登っていく様子は品行方正な近づき方には見えず、ウスネオイデス側が拒否するのも無理はなかった。ウスネオイデスは自分自身で縺れ合っていたいのに、シンニンギアに櫛を通されるのが耐えられないというようにもみえた。
しかし、這わせる夢を諦められない筆者は人為的に介入をおこない、シンニンギアをエアプランツに引っ掛け直し、簡単にほどけないように絡ませた。
再び振り解いていくようなら、ウスネオイデスの意志を尊重しなければならないだろう。