息子の前世の記憶とポムポムプリン。
七夕の日。
次男坊が通う児童クラブの玄関には、大きな笹の葉があった。
「願い事、何を書いているのかなぁ〜♡」
小学二年生の息子のお願いごとが気になって、わくわくしながら探した。
「あ、あった!」
ポムポムプリーーーン🤣‼️笑
……うーん。まだまだこの子はだいぶふわふわしとるな。
うんうん。とても良いことだ。笑
次男のお願い事に癒された私は、あることを思いついた。
(もしかしたら、こんな息子ならまだ胎内記憶とか前世の記憶を覚えてるかもなぁ〜)
実は数ヶ月前に、息子が寝る前に突然前世の記憶を話したことがあった。その頃は半信半疑だったけど、色んな本を読むうちにまた機会があれば息子に聞いてみたいなと思っていたところだった。
そして、その数日後の夜。寝る前に布団に横になり、息子にさりげなく聞いてみた。
「大ちゃんさ、この前生まれるずっと前の話してくれたことあったじゃん?むかーしのこと、まだ覚えてる?」
「うん、覚えてるよ」
迷いなく、はっきりとそう言う息子に、内心ドキドキしながら色んな質問をしてみた。
「じゃあさ、大ちゃんってさ、生まれる前にパパとママを選んできたのかな?」
「うん!そうだよ。上からパパとママとお兄ちゃんが見えたの。で、なんかいいなぁと思ったけん選んだ」
「そ、そうなんだ〜!(ジーン……)じゃあお腹の中って覚えてる?」
「なんか、窓みたいなのがあって、パパもママもお兄ちゃんも見えたよ。お腹の中はすんごくリアルだった…プププ」
リアルってどういう意味だろうと思いつつ、あえて掘り下げなかった。たしか、前回聞いたときは、お腹の中は赤くて、ヒモみたいなのがあったと話していたなぁ。
「お腹に入る前って、どんな世界?神様とかいるのかな?」
「うん!神様いるよ。すっごく優しかった。階段みたいなのが100くらいあって、ぼくは真ん中くらいにいた。友だちのあきとくんもいたよ」
「そうなんだ!あきとくんと何か話した?」
「ここ、すごいねぇって話した」(にこにこしながら)
「そこは、暗いの?明るいの?」
「ずーっと明るいよ。明るすぎるくらい。ずっと暗くならないの」
先日読んだ不思議な本、飯田史彦さんの『生きがいの創造』にも、同じような世界からお父さんとお母さんを選んでお腹に降りてきた子どもたちの証言がたくさんあった。
「雲の上から見てたよ」「みんな光だったんだよ」などなど、その子によってその表現は様々だった。
ちょっと欲を出して、前世のことも聞いてみることにした。
「この前さ、生まれるずっと前の世界の話してくれたよね。ボロボロの家に住んでて、お兄ちゃんはそのとき大ちゃんのおじいちゃんだったんだよね?」
「うん。そうだよ。ボロボロの家で、布団もペラペラで、ケータイとかなくて糸電話みたいなのだった。ご飯は焼肉とかもなかったよ」
「嵐みたいなのが来て、家が壊れて大変だったんだよね?」
「そうそう!でも、そのときは隣にずっと家が続いていたから、隣の家に逃げて無事だったよ」
長屋が主だった時代のこと、息子が見る機会はほとんどない。それやのにこんなにはっきりと語れるなんて驚いた。息子によると、そこはたまに雪が降る地方だったとのこと。
「そのときって、お兄ちゃんしかいなかったのかな?ママとパパはいたのかな?」
「うん!いたよ。ママはその時のお母さんのお友だちでよく話してた。パパはそのときもぼくのパパだったよ。……あ、いや、違う!そのときもママとパパは結婚してたよ!」
えええええー!!!
前も夫婦だったのか‼️だから、出逢った瞬間にお互い恋に落ちたのか⁉️←
「しかもね、パパとママ、めっちゃ木登りが上手でこんな風に木に登ってむしゃむしゃ木の実を食べてたんだよ!」
ええええええーーーー!!!
私、子どものころめちゃくちゃ木登りが大好きで木があれば登らずにはいられなかったのって、そういうことだったの⁉️←
こんな感じで息子の一言一言に
キャーキャー(心の中で)叫ぶ私なのであった。
息子は他にも色々なことを話してたけど、特に自分の中で響いたのはこのくらい。
信じる信じないは人それぞれ。
だけど私は息子の話を信じている。
それは、私は息子の前世の記憶やお腹に入る前の記憶を聞いてとても幸せな気持ちになったからだ。
「なんか良いな」
と思って私たちの元に来てくれた大ちゃん、本当にありがとう。
前世か前々世?
も一緒だった相方さん、これからもよろしくね。
前世の記憶って、7歳の子にはもう無いと思ってたけど、人によるのかもしれない。
ぜひぜひ機会があれば聞いてみてくださいね☺️
最後にきっかけをくれたポムポムプリン、ありがとう🍮