【はなぽぽ日記】スコーンと何かが抜ける場所でありたい
スコーンと何かが抜けたみたい。
この日はなぽぽに初めてきた
小学一年生の女の子は
学校に行く前に
お腹や頭が痛くなる日が続いていたそう。
一人で学校に行くことが難しい日もあって
お母さんは少し心配していました。
そんなとき
はなぽぽを見つけてくれて
一日遊びに来てくれました。
女の子は、初めて目を見た瞬間から
自分をしっかり持っていることが伝わってきました。
意志が強くて
自分が好きなことは
ちゃあんとわかってるよ
そんなメッセージが全身から伝わってくる女の子でした。
来てすぐに
今ハマっている
爪楊枝で色鉛筆を作る作業に没頭✨
他の子たちともすぐに馴染んで
外でスポーツ鬼ごっこもして、大盛り上がり❣️
みんなでお昼ごはん作って
近くの公園に行って
腹の底から笑った一日。
その日を振り返る彼女の絵には、
ニコニコ笑顔のみんながいました♡
その絵を見て、
「久しぶりに昔のカラフルな絵に戻ってる」
とお母さんは嬉しそうに教えてくれました☺️
その日を境に
学校も一人で朝早く行くようになり、
どこか痛いと言うことも無くなったそうです。
そのお話を聞いて、
不思議だなぁと思う気持ちと
そうだよなぁという気持ちがありました。
「この学校に絶対に行かなきゃいけない」
子どもたちは
あたりまえのようにそう思い込んでいます。
だから
少し苦しかったり
行きたくなかったりすると
途端に心がキュッとなる。
優しい子どもたちは自分を責めてしまうんだと思います。
学校じゃない場所もある
そこで楽しく過ごしているお友だちもいるんだ
そのことを「知るだけ」で
キュッとなっていた心に風穴が空いて
スーッと楽なるんじゃないかな。
悩んでいたことが実は悩みじゃなかった
今居る場所が全てではなかった
そんな風にふっと肩の力が抜けたとき
今居る場所も楽しむことができる。
そんな姿を見せてもらえて
とっても嬉しくなりました🥰
はなぽぽは、交差点みたいな場所でありたい。
色んな人が交わって
元気になって
繋がって
また離れても
いつでも帰って来れる場所。
2年生になった彼女が
楽しく学校に通う様子を思い浮かべながら
はなぽぽがはなぽぽで良かったと思いました。