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「 しあわせがあふれるギョウザ その2 」ボニさん通信 No.10

 ハーイ!ボニさんでーす!!

「しあわせがあふれるギョウザについて語ってみた…」が思いのほか長くなってしまったので、その続きです。

ボニさんは好き嫌いがないし、いろんな料理を作って食べますがギョウザは特別な地位にあるので思い入れが強いんです。

子供と一緒に手作りギョウザ


ボニさんはギョウザの皮から手作りします。それはいつからだったのか定かではないのですが、きっかけは「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」という料理本を手に入れてからだったと思います。

市販のギョウザの皮よりも手作りのギョウザの皮の方が伸びるので包みやすいと思います。

しかしウーさんの本のように薄く皮を伸ばすのは、まあまあ大変なのでボニさんのギョウザの皮は少し厚めになってしまうのはご愛嬌で…。
厚めだからこその食べ応えなどの良さも生まれたと思います。

そんな加工のしやすいボニさんのギョウザの皮をいかして、ボニさんは自分の子供が2歳の頃からギョウザを作る時はお手伝いをさせていました。

初めはボニさんが伸ばしたギョウザの皮に、子供がティースプーンで具をすくってのせるのをやってもらっていました。
それでも楽しそうにお手伝いをしてくれていましたが、100円ショップでギョウザを包む道具を見つけました。

道具に皮を乗せ、具を乗せてはさむとギョウザが包めるというもので、「これなら2歳の子供でもできるかな?」と思って、買って使わせてみました。

まず、子供に道具の上に皮を乗せさせて、ボニさんが具を乗せたら子供が「ガッチャンコ!」と言ってはさみます。
その「ガッチャンコ!」の合言葉とギョウザが出来上がることが楽しいらしく、次から次へと「ガッチャンコ!」と言ってはさみ、ボニさんがギョウザの皮を伸ばすのが間に合わないほどでした。

はさみ終わったギョウザをボニさんが焼いて、「○○(子供の名前)が作ったのがこれだよ」と教えるといつもよりもパクパクと食べていました。

その子供がギョウザを作っているところを動画に撮影して、保育園の先生に見せたことから料理教室に繋がっていくのでした。

料理教室でのギョウザの話


ボニさんの子供が保育園に通っていた時のことです。その保育園には専業主婦で子供を保育園に通わせることのできないお母さんと子供たちのために保育支援室がありました。

保育支援室では、お菓子作りとか手芸など様々なことをお母さん同士でできることを教えあったりしていたそうです。
たまに外部から講師を招くことはあっても料理を教える人はいなかったそうですが、お母さんたちからは「料理を教えて欲しい」との要望が多かったそうです。

そんな時、ボニさんは子供の担当の保育士さんに「家で子供と一緒にギョウザを作っていますヨ!」と話をしました。

数日後のある日、子供をお迎えに行くと「園長先生からお話があります。」と保育士さんから言われました…。ボニさんは「これは子供が何か大変なことをしでかしたのか?」と思いながら、おそるおそる園長室に入っていきました。

すると園長先生から保育支援室の話を聞かされ「ボニさんはお子さんと一緒にギョウザを作るんですよね?そういうのを保育支援室で教えてもらいたいです」とお願いされました。

ボニさんは仕事で後輩たちに料理を教えることはあっても、素人の人たちに教えることなんてしたことがないので驚きました。家に帰って妻に話すと「やってみたらいいじゃない、何事も経験だよ!」と言われたので、やってみることにしました!

ボニさんのギョウザは皮から手作りするのですが、そのギョウザの皮作りから保育支援室で教えることにしました。当日は10名くらいのお母さんたちが集まってくれました。

20代前半から40を越えた様々な年代のお母さんたちです。中には料理が得意な人もいれば、料理は全然ダメと言う人もいました。

なので、最初にボニさんがしたことはお母さんたちの料理のレベルの確認です。
自己申告にはなりますが「料理が得意な人」と「料理は苦手な人」で手をあげてもらったら、良い感じに半々になったので得意な人と苦手な人で2人ずつペアになってもらい進めることにしました。

まずはギョウザの皮作りからはじめ、具を作り、包んでいき、焼いて最後にはみんなで食べました。

ギョウザ作りのそれぞれの工程でお母さんたちには驚きがあったようで「へーっ!」と言う声が頻繁に聞かれました。

特に驚いていたことはギョウザの皮が思っていたよりも簡単に作れること。それと、合間に作った手作りのポテトチップスが子供たちに大好評でお母さん達から「普段はスナック菓子を食べさせていないけど、手作りのポテトチップなら安心して子供に食べされられますぅ~」と言っていました。そして、後日「家でギョウザを作ったら旦那に大好評でした」と喜ばれました。

数人のお母さん達に囲まれてする料理教室も楽しくて良いのですが、ボニさんは普段余り料理をしないお父さんやおじいちゃんに子供と参加するギョウザ作りの料理教室が出来たらいいな~と思っています。

ボニさんが子供とギョウザを作ったことが、ボニさんにも子供にもとても良い思い出になっています。
仕事で忙しいお父さんやおじいちゃんとギョウザ作るのってお父さんやおじいちゃんだけでなく子供達にもいい思い出になると思います。
料理教室に参加した方の中から、週末にお父さんと子供達がお母さんにギョウザを振る舞う家が出来たら嬉しいですよね~笑


まとめ


ギョウザの具はどんなお肉を作ってもいいし、どんな野菜でもおいしく作れます。

野菜嫌いな子供にも細かく刻んで入れれば食べてもくれるし、冷蔵庫のあまった食材を入れることもできます。
とにかく細かく刻んで入れれば良いので、だれでも簡単に作ることが出来て個性も出しやすいです。

ギョウザってなんと懐が深い料理なのかと、あらためて感じています。

スーパーマーケットやコンビニでも手軽においしいギョウザが買えますが、是非、あなたも自分で作ってみて、あなたのオリジナルギョウザをアナタの大切な人に食べさせてみませんか?

Adios!

ボニさん通信 No.10



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