「週休二日制と完全週休二日制はちがう?!」誰も教えてくれなかった。求人票の見方
日本で働く外国人の方にとって、求人情報の細かい部分に注意することが、満足のいく就職につながります。今回は、求人情報でよく目にする重要なポイントについて解説します。
1. 固定残業あり vs なし
日本では「固定残業」という制度がよく見られます。これは、基本給に一定時間分の残業代が含まれている場合を指します。例えば、求人情報に「固定残業30時間分」と書かれていれば、その30時間分の残業代は基本給に含まれており、それを超えた場合に追加で残業代が支払われます。
固定残業なしの場合、実際に働いた時間分の残業代が別途支払われる仕組みです。
この違いを理解し、予想外の残業が発生しないか確認することが大切です。
2. 週休二日制 vs 完全週休二日制
「週休二日制」と「完全週休二日制」の違いも見逃せません。
週休二日制:月に最低でも1回、週に2日休める制度。ただし、毎週必ず2日休めるわけではないので、週によっては1日しか休めないこともあります。
完全週休二日制:毎週必ず2日間の休みがある制度。例えば、土日休みの場合は、必ず土日が休日となります。
1週間に必ず2日休みが欲しい人は、「完全週休二日制」を探しましょう。
3. 契約形態の確認
正社員、契約社員、アルバイトなど、契約形態によって給与や福利厚生、昇進の機会が異なります。
特に、正社員としてのポジションが安定していることが多い一方で、契約社員や派遣社員は雇用期間が決まっている場合があるため、将来的な安定性も考慮に入れるべきです。
4. 給料と基本給
基本給は、残業や手当を含まない「基本となる金額」です。すべての計算の基礎となる部分なので、確認しましょう。
注意点:基本給が少なく、手当などで補われている場合があります。そのため、基本給が低い求人では、年収や手当もよく確認する必要があります。
まとめ
仕事探しは、単に給与や職務内容だけではなく、細かい条件や働き方のスタイルも確認して、自分に合った職場を選ぶことが大切です。しっかりとした情報収集を行い、満足のいく就職を目指しましょう。
しかし、転職活動中に給料について直接質問はとても難しいと思います。
質問の仕方によっては、失礼になるかもしれません。
そんな時は、転職エージェントに代わりに確認してもらうこともできます!
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