友人よ、「私はどうせ、バカだから」なんて言わないでほしいな
「私はバカだから」
何度も何度も友人から聞かされたこの台詞。
正直、やめてほしい。お互いのためにも。
突然だけれど、わたしは多分、外面(そとづら)がかなり良い。
外見の話ではなくて、性格の外面。
ほんとは、だいぶ卑屈でそれなりにコンプレックスも持っている。けれど、それを(noteを除いて)周りに見せることはしない。
何を言われてもニコニコ対応することができる。
声はハキハキしていてよく通る。
知らない人からも道をめっちゃ聞かれるし、「話しかけやすいオーラ」は結構出てそうだと思う。
そのおかげか、友人の努力か、はたまた別の何かかが働いたかで、
わたしには友達が比較的多い気がする。
特に、気が向いたら一緒にご飯を食べに行けるような人を友達と定義したら結構友達は多い。
となると、例えば
「高校のクラスが一緒だった○○ちゃん、△△ちゃんとは今でも親交がある。
けれど、○○ちゃんと△△ちゃん同士では親交はない。
わたしと○○ちゃん、わたしと△△ちゃんが個人で連絡を取り合っている」
という事例が発生する。
そして○○ちゃんと遊ぶ時に△△ちゃんの話を出すと、○○ちゃんは
「△△ちゃん元気?」とか
「懐かしいな、△△ちゃん」とか つぶやいてくれたりする。
ところがどっこい、○○ちゃんが△△ちゃんにコンプレックスを持っていた場合はこんなことも言われる。
「△△ちゃんとあなたの話って頭良さそうだよね」
「△△ちゃんと釣り合うあんた、やっぱりすごいわ」
「いや、△△ちゃんとも変な会話するよ?!」と返しても、
「なわけないでしょ。△△ちゃんだよ?」
「私はどうせ、バカだから」
「こんな底辺に付き合ってくれてほんとありがとう、あんたやっぱ優しいわ」
と、○○ちゃんはますます深みにはまる。
確かに、○○ちゃんに当たる人は、
△△ちゃんよりも友達が少なくて狭く深くの付き合いをするようなタイプの子もいるし、
△△ちゃんよりも成績が良くなかった子もいる。
それに、わたしは美化されて見られがちだから、△△ちゃんの水準にわたしがまとめられているまである。
え?だから何なの??
○○ちゃん、
あなたのことを「友達少ない」「成績良くない」人だなんて思わない。
思わないって言ったら語弊があるかもな。
確かにそれらの要素をあなた自身がコンプレックスだと思っていることも、△△ちゃん(と、あなたから見たらわたしも入ってるかも)と比較した時にそういう傾向があることも、私は知っている。
けれど、そんなしょうもないフィルターを通してわたしはあなたのことを見ていない。「この子底辺だから一緒にいたくない」なんてならない。
わたしは、ただあなたが好きだから一緒にいるんです!
それだけだよ!
だからどうか、「私はバカだから」なんて言わないで欲しい。
自分を下に見ないでほしいし、そんなフィルターかけてる人だってわたしを見なさないでほしいし、シンプルに言われた時に反応しにくい(笑)
どうせなら、「私もバカ、あなたもバカ、でも2人合わせたら最強!」くらいの心持ちでいこうぜ。
うわー22歳しんど(笑)