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社会人2年目に突入❀ / 義務的に、そして脇役として生きて来た / 日常、思い出、価値…

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社会人2年目に突入❀ / 義務的に、そして脇役として生きて来た / 日常、思い出、価値観語り、などなど。とても自由に書きます✎

最近の記事

助け合える環境、助けを求められない葛藤

大学時代の友人たちに会ってきたのだが、とある友人の言葉が心に残っている。 「メンタルケアはA子にやってもらうのがいいと思う。 正直に言うと、例えばB子はメンタルケアに向いてない。 でも、みんなそれぞれ役割があって。 A子は傷ついたメンタルを癒してくれる。 B子は第三者としての客観的な視点をくれる。 C子はたくさん褒めてくれて肯定してくれるし、 オブリガートは建設的な意見をくれる。 みんな違う役割を果たしてるから、求めてるものを誰かがくれる。」 大学時代の友人たちとわたしは

    • 変わらないつながりなんて、なくても。

      大学の時の友人に、久々に会ってきた。 友人もわたしも、中身は大して変わってなかったけど、やっぱりあの頃には戻れないなと思う瞬間がいくつかあって。 友人は、わたしが辛い物を苦手としていることを忘れていた。 わたしは、友人の妹さんの年齢を忘れていた。 友人は、一緒に楽しんだイベントの名前を忘れていた。 わたしは、友人が左利きだったことを忘れていた。 これって、絶対一緒にいた頃には覚えていて、年月が忘れさせてしまった記憶だった。 友人のことを大事にしているからこそ久々にでも時間

      • セールス電話が迷惑でも、乗っかっちゃう系社会人

        時たま、お家にかかってくるセールス電話。 興味がなければ、迷惑電話と感じてしまうこともある。 これらのお電話への対応って、ものすごく性格が出るなと。 例えば、母は「結構です」とやんわり断って切る。多分一般的。 父は、「二度とかけてこないで」と釘を刺す。強烈。 末っ子は、向こうが話してる途中でガチャ切り。失礼。 これらの【必要最小限】対応ができないのが、わたくしである。 先日、実家暮らしのわたしに電話がかかってきた。 「もしもし?」 「どうも~、△△本舗でございますけれど

        • 「他の人はもっと頑張ってるから」は、愚痴らせてもらえない理由にならない

          職場の宿泊研修で同じ部屋だった同期に久々に会った。 この同期は、いつもニコニコしてて話しやすいし、本当に良い子である。 同じ同期でも仕事内容がルーチン業務なわたしに対して、彼女が配属されている部署は単発のイベント用の部署であり、常に「新しい実践を」を求められるようなところ。彼女、めちゃくちゃ期待されてここに配置になったんだろうな、、、 課もいわゆる「仕事ができる人」ばかりが集められている状況で、以前肩身が狭いとぼやいていた。 そんな彼女、現在イベント前でとっても忙しい。 会

        助け合える環境、助けを求められない葛藤

          自信ないんですぅ、て言ってる方が楽だったけれど

          はあ…とても耳が痛い…。 前回の記事(要約すると「これまで使命だと思っていた ”汚れ役を引き受ける生き方” / "自分を押し殺す生き方" を見直してもいいのか迷っている」記事)にコメントつけてくださってた方がいたのですが、ぐうの音も出ませんでした。自分の人生だから、ちゃんと大切にした方がいいよね。わたしだって友人が実は裏でこんな記事書いてたら、本気でやめろって諭すわ。 では、何故そもそも「 ”汚れ役を引き受ける生き方” / "自分を押し殺す生き方" 」を選ぶようになってし

          自信ないんですぅ、て言ってる方が楽だったけれど

          恋をするのが怖かった。

          わたしの存在意義は、誰かにとっての利用価値。 そんな悲しい信念を持つわたしは、恋をするのが怖かった。 他人よりも「べき」信念が強くて、自分の感情なんて押し殺してしまえば丸く収まるって、ずっと思っていた。 マイナスを受け入れる優しさこそ、わたしが得意な優しさだと思っていた。 誰もやりたくない委員長を押し付けられても、 クラスの身勝手な子のご機嫌取り係をやらされても、 サークルで進行役とか日程調整とか面倒な役ばかり残されても、 要領の悪さとかポンコツさを馬鹿にされても、 仕事

          恋をするのが怖かった。

          お隣の席の先輩の、押し付けがましくない優しさが好き

          わたしのお隣の席で仕事をしている先輩は、サバサバしている。 令和6年度の異動で、うちの部署にやってきた先輩。23歳のわたしとは、干支1つ分くらい離れている。 髪の長い美人系の方で、電話口の対応も結構ぶっきらぼうなので、最初は「とっつきにくそう…」と思っていた。仕事から歓迎会に行くときも、わざわざ誰かのタイミングに合わせることはしないで、1人でちゃちゃっと行ってしまう。人のプライベートの話も、ついでに聞くことはあっても自分から掘り下げて聞くことはない。 こんな感じで、先輩は周

          お隣の席の先輩の、押し付けがましくない優しさが好き

          「使えない」とか「お利口ね」とか、軽々しく言わないでくれませんか?

          大学時代、同じサークルの子にイラっとしてしまったことがある。 「事務分担、考え直さないといけないね。でも○○(後輩)は使えないからな」 何気なく発されたこの言葉、最初は聞き間違いかと思ったけど、言った本人は何も気にしてないようだった。 いや、そりゃ○○はサークルに入ってすぐで、経験も浅いかもしれないよ? でもさ、経験浅いから分かることとかあるわけだし、そもそもやりたいことがあってサークルに入ってきてるのであって別にあんたに使われるために入ったわけじゃないんだけど。 あと、母

          「使えない」とか「お利口ね」とか、軽々しく言わないでくれませんか?

          学生時代より社会人の方がいいって、即答してしまった

          社会人2年目のわたしが、大学院2年目の同級生とご飯に行った。 大学院2年といっても、あと半年もすればこっち側の社会人の世界に来る。 そんな状況を、大学院生は、 「あ~、同級生が働いてるの、なんか取り残されてしまった感…。私らが大学生やっている間にみんな大人になるんだなあ…。てか結婚とかいう話もそろそろ周りから出てくるんだよね?早くない?年齢だけ重ねて、私なんて全然中身こどもなんだけど。こわ! でも就職したいかって言われたら、そんなこともない。修論も書きたくないし、就職もしたく

          学生時代より社会人の方がいいって、即答してしまった

          繁忙期はつらいけど、優しさが身に沁みる

          現在、絶賛繁忙期。 今日も22:30まで頑張ったぜえ。 友達と遠出する休日も、noteの記事の内容を考える時間も、のんびり読書する土曜の昼下がりもなかなか味わえていないのだけれど、こういう時こそ周りの優しさが身に沁みる。 例えば、今日家に帰ってきたら、母が料理を用意してくれてた。なすのおひたし超美味しかった。ブラボー。 あと、残業しているわたしに、上司が栄養ドリンクをくれた。買って来てくださっただけで心の栄養なんですけど。 それと、わたしと先輩の共同業務があるのだけれど、

          繁忙期はつらいけど、優しさが身に沁みる

          誰の前でも取り乱せないのは、誰も信じてないからだろうか

          最近、X(Twitter)で「情緒が安定してる女がいい」「情緒が安定してる女は、そこまであんたを信頼してない」論争をよくお見かけする。 とても良く分かるよ。 普段はニコニコな子が、しっかりしてる子が、自分の前でだけ取り乱してくれるって、本当に信頼されてるって思えて嬉しいよね。わたしも嬉しい。 嬉しいんだけどさ、取り乱せない人もいるんだよ。 信頼してないから取り乱せないんじゃなくて。 ただ迷惑をかけたくなくて、かっこ悪い自分なんて価値がないって思っていて、自分がボロボロだっ

          誰の前でも取り乱せないのは、誰も信じてないからだろうか

          青春たちを思い起こしてみる

          こどもだけで商業施設内を回ってみるときのドキドキ感。 拭き掃除をするときの、木目からの独特な匂い。 中学で初めて出会った子と、一緒にマックに行ってチキンクリスプを半分こ。 理科室の授業で、授業を聞かない代わりに、水槽のザリガニの観察をしては隣の席の子とヒソヒソしてたこと。 押し付けあって推薦されまくって、着任した不憫な学級委員。 ワルっぽいのに、学級文庫の本にハマってた男子。 プールの髪が乾かないまま受けた現代文の漢字のテスト。 塾帰り、友達とどこまでも行けそう

          青春たちを思い起こしてみる

          やってくれそうな人ばかりに、仕事振ってない?

          最近反省したこと。 今、実家にちょうど父も弟もいるのだが、母以外があまり家事をしない。 そこで、母は定期的に他の家族のメンバーに仕事を振っている。 (自発的にやれよって話なんですけどね、、、) だが、その頻度が圧倒的にわたしの場合が多い。 なんで父や弟にも振らないの?と思いつつ、 でも父も弟も不機嫌になると面倒だから、わたしに振ってるんだろうなと察した。 いいんだけどさ、こういうのが分かると不平等だなーと思ったり、、、 でも、自分のことを振り返ってみたときに、 わたしもこ

          やってくれそうな人ばかりに、仕事振ってない?

          社会人2年目が、一度も髪を染めていない理由

          一度も髪を染めたことないんです! そう言うと、いつも「え~染めてみたらいいのに!」「オリーブ色とか似合うんじゃない?」「赤色のイヤリングカラーは?」と次々と要望が来る。 が、これまで髪を染めたいと思ったことがないし、染めようとも思わない。 誰得だけど、ちょっと理由を書いてみる。 ①染めることで髪を痛ませたくない 第一の理由がこれ。 代々薄毛の家系の父、代々白髪の家系の母、 その子であるわたしが髪にダメージを与えたら、将来どうなるかは明白。 少しでも髪を守ろうと必死なので

          社会人2年目が、一度も髪を染めていない理由

          単体なら好きだけど、セットになると苦手になる方々っているよね

          中高の頃、わたしは「特定のグループに所属するというよりは、あちこちの子とお喋りする」タイプだった。 休み時間とか、席が近くなった子とかとその場で喋っていたような。 そんな暮らし方をしていると、たまに【いつめん複数人+me】的な構図ができていて、【いつめん複数人+me】でカレー食べに行くことになったり遊園地行くことになったり、ちょいちょいあった。 光栄なことなんですけどね。 でも、こういう時、うまく言えないんだけど、 「個人で話す時は好きだけど、この子たちセットになるとしん

          単体なら好きだけど、セットになると苦手になる方々っているよね

          人は、所詮誰かの所有物なのかな

          久々の祝日を利用し、本日読書をした。 林真理子さんの「小説8050」という小説で、20歳の息子の引きこもりを解消させようと親が奔走する話。 引きこもりを引き起こした原因である学生時代のいじめも、引きこもりによる一家の崩壊も、どの家庭にも起こりうる身近な話だなと恐ろしくなった。最後は報われた気持ちになるので、ぜひ。 ただ、そういう題材を取り扱ってるだけあって、序盤の描写が(言葉を選ばずに言うと)胸糞悪かった。 自分の結婚のためなら、引きこもりの弟がどうなっても良くて、施設にぶ

          人は、所詮誰かの所有物なのかな