ドル円値動き考察15 ~円高に備える?~
ドル円は年内に154円を目指すか?
日銀発表を受けて、ドル円は現在150.72円まで上昇中。
政策金利が据え置かれて、金利高を身構えたショートは拍子抜けをくらった形です。
金利上限は 1.0% 目途とし、適時決定。日本国債10年はすでに0.94%へ。
今後の金利高は織り込まれていくでしょう。
実需のドル買い、ドル不足でしばらくはトレンドを継続し、このまま円安が進行すると、次回12/19の日銀会合までに154円を目指す流れです。
しかしながら、これからアメリカは11/24の感謝祭へ向けてお休みモードへ。
昨年はここから円高へ向かいました。今年の値動きは昨年と比較してとてもよく似たチャートを描いています。
ここまで買われ続けたドル円が、手じまい売りとともに円高へ転ずる可能性は軽視できません。
長期的に日本が金利を上げたい動向と、アメリカの景気後退懸念で相場がひっくりかえるリスクは常に残ったままです。
11/2、まもなくFOMC政策金利も発表されます。
わかりやすい急上昇の裏には、同時に真逆の下落が待っていることは肝にめいじておきたいですね。
以下、今後のドル円動向を想定したチャートを貼っておきます。
ポイントは
1. このまま円安継続なら、12/19には154.00円へ
2. 12/19政策会合でサプライズ金利=ゆるやかな円高へ
3. 11/2 FOMC を機に下落トレンド発生、24年1月末に147.00円へ
4. 急落が起きるような事変なら、140円割れも?
賃金あがれー
(2023 10/31 19:40時点)
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