ドル円値動き考察7 ~3月相場 円安138円レンジ~
円安が止まりません。
2/24、植田日銀総裁候補の所信で「金融緩和の継続」が後押しされた安堵から、ドル円は136円を突破して一時136.518円へ。
米国インフレ再燃も織り込まれて株安ドル高。
2月を振り返ると、円高要因はまだまだ薄いようです。
かといってこのまま円安が続くのでしょうか?
気になるのは、これだけ円安の材料が揃っているのに、思ったほどの勢いが感じられない点です。
昨年のような為替介入を警戒して、急激な円安にはなりづらい、様子をうかがいながらのジリ上げなのでしょうか?
ドル円日足チャートを確認すると、22年12/20の急落ショートの買い戻しに見えます。
(ただ、どちらかと言えば今は新規ロングが積みあがっている段階かもしれ
ません。)
フィボナッチを参考にすると、とりあえずの目標到達レートは138円付近。
3月相場は、売りと買いが交錯して、そこからのレンジが続くのではないかな? (参考までに、2006年のチャート形状が似ているみたいです)
植田総裁候補は金融緩和の維持を唱えていましたが、3/10 の会合(黒田総裁)、春からの新体制下で何か変更が加えられる可能性は残ったままです。
※3月12日 からはサマータイム!!
(2023 2/25 22:00時点)
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