#4 初シドニー 州立図書館とオペラハウス編【オーストラリア海外研修】

無事にオーストラリアの初週を過ごせた私は、友達とともに、週末シドニーへと向かうのだった……。
平日は、普通に学校で授業です。語学研修なので。
電車を降り、階段を上って地上に出たとき、私と友達は思わず「わーっ!」と声を漏らしました。
ここが、シドニー。オーストラリアの中心部。
自然豊かな印象からは一転、東京ともまた異なる都会の雰囲気。
無機質なコンクリートではない、数々の中世風の建物。
シドニーにいる間は、スマホのカメラを起動させっぱなしでしたね。二人して永遠にパシャパシャしていました。
オペラハウスに向かおうとしたのですが、その近くに図書館があることを、地図で発見。せっかくなのでそちらから。


NSW州立図書館


あのですね……もう、規模が違うんです。
日本がお米の粒なら、枝豆くらいあります。
最初に軽くショップを見た後に……って、図書館の中にショップがあること自体、なんで?と思ってしまいますが。
ちなみにショップには、本や文房具など、様々なものが売られていました。
道もわからないので、適当に階段を上ったり廊下を歩いていると、通路の先に何かのドアを発見。
入ってみて、ビックリ仰天。
なんだここは……! 広すぎる!!

まだ入口。


図書館じゃなくて、美術館だろ、これ!
なんだか語彙力がなくなっていますが、実際にこれを何と形容したらいいのか、私にはわかりません。
とにかく、日本じゃ見たことない。How beautiful!
一枚一枚が額縁に飾られている。風景画から人物画まで。昔に描かれたものなのだろうか?
全部で五つ程のゾーンに分かれており、一つ一つを丁寧に鑑賞しました。何度でもいいますが、広さは本当に桁違いです。
図書館の美術館エリアを抜けて、また散策。
そして、我々はこんな光景を目にしてしまうのです……。

この空間が日常……?


え? なにこれ? ん?
これが図書館、だと……!?
いやいや、映画でしか見たことないって。ゴーストバスターズとか。四方全面を本に囲まれるだなんて、夢のような空間です。勉強エリアだろうに、豪華すぎる。ここでだったら、モチベーション上がりまくって、永遠に勉強できそうな気がします。フリーWi-Fiも飛んでいるようです。見た目に反して実用的。
勝手に入ってぶらぶらしてよさそうな雰囲気ではなかったので、友達と外から眺めるだけで踏みとどまりました。でも、実際にあの空間に入ったら、周りのパワーに気圧されそうです。
その後は、謎のプロジェクションマッピングコーナーを見たり、書物がたくさん置かれた「シェイクスピアルーム」を楽しんだり、非常に有意義な時間を過ごしました。
って、本当に図書館とは思えない。州立だからか……?

オペラハウス

図書館を出て、改めてその大きさに恐れおののきながら、オペラハウス方面へ。
海沿いに並ぶショップに、溢れんばかりの人。
そして、なにより暑い!
当時はオーストラリアはバリバリの夏だったので、否応なしに太陽光が突きささってきます。
「アイスを食べよう」ということになり、おなじみのサーティワンアイスクリームを見つけましたが、値段を見てやめました。アイスを食べていないのに、体が冷えました。
その代わり、もう少しお安めのアイスクリームショップを見つけたので、そこでチョコレートアイスを食べました。
いよいよオペラハウスへ。
角から現れたとき、「ついにだ!」と大感動。
あの、ネットの画像でしか見たことないオペラハウスが、目の前にある!本物、本物だ!

晴天。暑いけど。


角度的にそれこそネットで見るものではありませんでしたが(それらは対岸や船から撮っているらしい)、実物であることには変わりません。
晴天のときに来られて良かった。もう一つ私が感動したのは、海のきれいさです。
光に照らされて、キラキラと輝く水面が、あまりにも眩しくて。透き通った濃いブルーが美しかったです。普段、美しいという言葉はなかなか使いませんが、こういうときに当てはまるのだと実感しました。
遠くに見えるハーバーブリッジも巨大。
残念ながら、オペラハウスの中に入ることはできませんでしたが、日陰から絶景を楽しみました。観光客も、修学旅行生も多い。修学旅行でオペラハウスなのもうらやましい。
世界遺産の一つを、この目で見ることができて、とても嬉しかったです。
その後、オペラハウスの写真のポストカードを、自分へのお土産に購入しました。

規模でかすぎハンバーガー

突然ですが、規模って言葉は、食べ物に対しても使えるんですね。
規模がでかい食べ物。語感が変かもしれませんが、合っているんですよ、特に海外にいるときは。

ハンバーガーレストランに入って、かなり遅いランチ。
私も友達も同じチーズバーガーを注文。
で、きたのがこれ。

15cmはある。


パティ何枚挟まってるの。
この画像だと分かりにくいかもしれませんが、本当に大きいんです。
ナイフとフォークでハンバーガーを食べるという違和感もある。
とてもおいしかったのですが、「ピンクの何か」だけどうしても口に合わず。ガツガツと食べることはできませんでした。
かつ、見た目以上にボリューミー。
結局、店員さんを呼んで、お持ち帰り用のコンテナ(タッパー)をもらいました。
あまり多く食べられない人は、「お持ち帰り用の箱ください」という英語のフレーズを覚えておいてください。
普段食べる人でも、海外は「規模でかすぎ」なので、注意してください。

あと、もう一つ注意事項。
帰り際にまた州立図書館に寄って、ショップを見ようと考えていましたが、17時で建物そのものが閉まっていました。
このように、とにかくオーストラリアでは建物やショップの閉まる時間が早いので、気をつけてください。
絶対に買いたいものがあるなら、早めに!

次回 サーフィンは簡単じゃない

こうして終わった初シドニー。
初っ端から多くの感動を受けました。
次回は、海でサーフィンをしたときのお話。
いや、あれはひたすらにサーフボードにしがみついているだけだった……。
それでは、また。

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