【猫】猫様は、今日も自由に行く手を拒む。
ウバといいます。
訪ねていただきありがとうございます。
早い時、5時半過ぎには家を出る。まだ世の中は暗いというのに。エンジンをかけると、車もさすがにライトを付ける。
走り出そうとすると、目の前には猫様。我が家の周辺は、やたらと野良猫が多い。彼らは、車が来た程度では動こうとはしない。
違う道を選ぶか、避けていただくのを待つことになる。
一瞥したあとに、そっぽ向いてダラダラなされる猫様もいれば、じっとコチラを見たままの猫様もいる。
どちらにせよ、なかなか避けていただけない。こちとら仕事なのだよ。早く行かないといけないのだ。と怒ったところで、猫様には関係のない話だ。
猫様は呑気で良いなあ。と、思う。朝から晩までダラダラ過ごして、したいことだけして生きられている。良いなあと。
わたしも猫様方のように、自由に、ダラダラと、したいことだけして生きていきたい。朝からそんな気持ちになります。
猫様「貴様ら人間は、我々の何を知っているのだ?何を知って、我々がダラダラしているだけと思い込んでいるのだ?」
そんな声が聞こえた気がした。
確かにそうだ。人間はいつも勝手に決めつける。猫様も、人間の見てないところで必死に生きてるのだ。
それに。猫様にしてみれば、人間は勝手に必死にバタバタ生きてるだけなのだろう。もっとラクに生きればいい、と思っておられることだろう。
嗚呼。もっとラクに生きていこう。
朝から猫様に行く手を拒まれて、そんな気分になったのでした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
それにしても避けない。
それでは、佐世保の隅っこからウバでした。