【星】息子さんと見上げた夜空。
ウバといいます。
訪ねていただきありがとうございます。
「カシオペヤ座を見ないと先生に怒られるんだ!」
息子さんが言います。時刻は21時。こんな時間に言うなよ!と、わたしは思いました。ですが、こんな時間でないと星は見れません。
しかし頼った相手が悪い。わたしは学びがありません。どこにあるんだカシオペヤ!そもそもカシオペヤって誰やねん!
「いや、星やねんけど……」
と息子さん。いや、それは知ってんねん。それになんで少し関西弁やねん。ここ、九州や。長崎やねん。
というわけで、星探しです。
最初はベランダに出ました。息子さんと一緒に北の空を見ますと森でした。我が家は森に囲まれています。なーんにも見えません。
今度は庭に出てみました。2人で北の空を見ますと森でした。そりゃそうです。ベランダが無理なら庭も無理です。2人してアホです。
もう諦めろと言おうとしました。ですが、息子さんはとても残念そうな顔をしています。
先生に怒られるのが怖いのもあるのでしょう。それよりも、きっとカシオペヤ座を見たいんだろうなあと、見て取れます。
学びはありませんが、普通免許はあります。
パパに任せなさい!
わたしは息子さんを車に乗せて、近くの海を目指しました。北の空さえ見れたのなら、息子さんを笑顔にできます。その為なら、父親という生き物はなんだって出来るのです。
運転すること2分!
そうです。我が家は森に囲まれていますが、海も近いのです。すぐそこです。徒歩で行ける距離です。歩くん面倒くて車です。
なにはともあれ、2人で北の空を見ます。息子よ、あれがカシオペヤ座だ!
なーんもありませんでした。もうですね、星なんてない夜空です。あるにはありますが、雲でもあるのでしょうか?数えるほどしか星がありませんでした。
そもそも、天気が良くない様子。これって、家から夜空を見たときに気付けたハズです。忘れてました、2人はアホなのです。アホなのでした……
帰りにコンビニに寄り道をして、ハイボールとファンタを買って帰りました。そのハイボールを飲みながら書いてます。
カシオペヤ座は見れませんでしたが、息子さんと2人で青春できました。
先生!最高の宿題をありがとう!
ここまで読んでいただきありがとうございます。
いつか見れたらいいな、カシオペヤ座
それでは、佐世保の隅っこからウバでした。
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