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子どもの凸凹発達を見守る
以前から長男の子育てに悩んでいた。
トイトレもなかなか上手くいかないし、お迎えに行った時もわざと門の外へ走って行く。
「〇〇してね」といっても無視する。
こういったことが続き頭を悩ませていた。
自治体の発達相談へ行ったが何も解決せず、病院の発達診断を受けることにした。
半年前に予約をしていたので正直、悩みは少し薄れていた。
トイレもほぼ出来るようになってきたし、わざと困らせる行動も少し減ってきた。
しかし診断することで長男の得意不得意などわかれば子育てに活かせるのではないかと思い行ってきた。
普通の小児科の診察室だった。
テストをするのかと思いきや長男に名前や好きな食べ物を聞いて先生と長男のお話しが始まった。
そして長男がおもちゃで遊んでいる間に、私に子どもの頃の様子や悩んでいることを聞かれた。
トイトレは完了しつつあるが、私が話しかけても無視することや他の子とのコミュニケーションが心配だと言うことを話した。
先生からは「遊んでいる様子をずっと見ていたけど多動(ADHD)ではなさそうだね」と言われたがそれ以外の診断は言われなかった。
また自治体の発達相談と同じかと正直がっかりした。
しかしその後、
「子どもの中でも食事が苦手な子もいれば排泄が苦手な子もいる」
「子ども同志は話が合わせられないので楽しめないのだろう。でも大人とはコミュニケーションがとれているし問題ないのではないか」と言われた。
その言葉がなんとなく腑に落ちたように感じた。
確かにそうだ。
私もコミュニケーションが得意ではないが、子どもだって苦手なことがあるのは当たり前だ。人生経験も少ないから上手くやるコツも知らなくて当然だ。
当初、思っていた発達診断ではなかったが、自分の中でモヤモヤがなくなった。
私は子育てを始めてから普通というものに縛られていた。
しかし普通から飛び抜けたり普通のことが出来なかったりするから面白い個性や才能が生まれるのだと思った。
改めて普通というものに縛られないで、子どもの苦手を受け入れながらも個性を精一杯伸ばしてあげれるような親になりたいと思う。