韓国語文法(6) 正則活用 陽母音パッチムあり
続いて、パッチムがある場合です。
パッチムがある場合には不規則活用する場合が多いので、変則パターンを含めて完全網羅しようとするとかえって混乱します。
ひとまず、整理の意味も含めて、正則活用の場合をきちんと押さえておきましょう。
代表として받다(受ける)を見てみましょう。
받다は、語幹末がㄷパッチムで終わっている単語ですが、ㄷ不規則ではなく、正則活用する単語です。
第1語基
そのまま助詞が続きます。
第2語基
パッチムがあるので으が足されてから助詞が続きます。
発音上は連音化が起きます。
連体形などでは、さらにㄴ,ㄹ,ㅂなどが足されると考えると、シンプルに考えることができます。
第3語基
今回は、語幹末の母音が陽母音の場合なので、아が足されます。
パッチムがあるために母音字の縮約が起きません。
過去形はそのままさらにㅆが足されるので、結果として았が足されることになります。
発音上は連音化が起きます。
過去形は、母音の陰陽を問わず「ㅆ어요」になることや、陽母音でパッチムを持つ語がそう多くないため、요が続く場合に必ず어が来ると誤解する人が稀にいます。
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