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独学は、自分が先生でもある

これは独学で何かをやろうとしているときに案外忘れがちなことです。

外国語の独学という観点で言うと、勉強するに当たってどんな教材を使い、どのようなペース配分で何をどのように教え、最終的にどのレベルまで上げるかを決めてから始める必要があります。

それをお膳立てするのは、先生の役目です。

しかし、独学は、自分という生徒に対する教育計画を立てる仕事も自分がやらなければなりません。
その教育計画の見通しがつかないまま、安易に手を出すと挫折しがちです。

「どんな教材を使い」の部分だけを見ても、自分に最適な教材を見つけるのは容易ではありません。

外国語の勉強のための環境は、昔よりも飛躍的に整っているはずなのに、自分のレベルに合った教材選びは非常に大変です。


恩師に巡り合えたか

今までの人生経験の中で、この先生に巡り合ったから、この教科が好きになったとか、何らかのジャンルにおいて恩師と呼べる人がいるという人もいるでしょう。
あるいは、好きだったのに先生のせいで嫌いになったという人がいるかもしれません。

自分と先生の波長が合えば、どんどん上達します。

学校の先生は、生徒の好き嫌いでクラス編成をしたり、担当クラスを分けているわけではありません。先生の質も現実にはバラバラです。
良い先生に巡り合えるか否かは運としか言いようがありません。

しかし、独学の場合は自分が先生です。
ただ、この自分と言う名の先生は知識が全くありませんから、内容は教えられません。

代わりに知識を与えてくれるのが教材です。
すなわち、教材が実質的な先生となります。

恩師と呼べるような教材に巡り合えれば最高ですね。

最適な教材の選び方

「猿でもわかる~」みたいな、内容の薄いものが良いのか
オーソドックスに人気の高い入門書を選ぶか
文法が細かく網羅されたガチなものを選ぶか
それは自由です。

ひとまず教材選びを投げっぱなしにするには理由があります。

今日はこの辺で。


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