◎運動性血色素尿を理解するための用語(トレーナー用)
久しぶりの投稿になります。
アスレティックトレーナーテキストの
健康管理とスポーツ医学(p21)
運動性血色尿の付近の内容を理解する為に必要な用語をまとめました。
用語を理解した上で読まないと理解は難しい。
なので、
『運動性血色素尿』を中心とした用語になります。
本題↓
◎運動性血色素尿の用語について
○血色素
別名→ヘモグロビンまたは、血液
○血色素量
別名→ヘモグロビン(Hb)
・ヘモグロビンは鉄+タンパク質が結びついた赤色素タンパクで、赤血球「含まれる。
・血液に含まれるHbの量を血色素量という
○鉄とヘモグロビンの関係
鉄分が不足すると、ヘモグロビンを合成できない
+
赤血球自体が小さくなる
+
赤血球の数も減る
○血色素尿
尿の中に血色素が混じった物
「外見」
透明で、「濃赤色①」又は「黒赤色②」を示す。
①の別名:コーヒー様
↓
赤色のヘモグロビンが胃酸によって、褐色のヘマチンに変化した。
↓
褐色は黒く見える
↓
黒褐色
②の別名:ポートワイン様、ブドウ酒様
○運動性血色素尿
運動後に尿の色が『赤色〜赤血色』をしている
↓
これを運動性血色素尿という。
↓
(血尿、Hb尿、ミオグロビン尿)
↓
含まれている。
○検査の用語の意味
『顕性と潜性』
顕性→目で分かる
潜血→目で分からない物をみる
『潜血』
目で見分けがつけらない『微量の出血』を検索する。
↓
例
血便や血尿の中に含まれてる成分など
生化学的検査である。
↓
①潜出血
②潜血反応
↓
と言ったりします。
①潜出血
血便や血尿のうち、肉眼的に血液の混入が分かる
↓
顕出血という
↓
顕性
ー
↓
顕の意味:目で分かる意味や明らかに分かる。
化学的的検査でないと分からない微量な出血を潜出血と言う
↓
潜性
↓
例
尿中に微量の血液がある
まとめ
顕性→目で分かる→例:顕出血
潜性→目でわからない→例:潜出血
○潜血反応
潜性である
肉眼的に認められる血尿など、顕性では分からない程度の少量の出血をみる。
↓
潜血を生科学的検出する方法
○潜血反応の偽陽性
陽性のに沈渣で赤血球を認めない
↓
沈渣:液体と底に沈んで、できた細胞系
○尿検査
尿の中に出てきた細胞成分や細菌などを『顕微鏡』で調べる検査
↓
目で分からないため、潜性の検査である。
○血尿
『概念』
尿中に赤血球が異常に多く排出される
↓
これを血尿と言う
「尿沈渣」
血尿の診断に使う
赤血球がある
○血尿の種類
「肉眼的血尿」
目で分かる
↓
検査の種類:顕性
「顕微鏡血尿」
顕微鏡を使って赤血球を見る
↓
検査の種類:潜性
以上
今回の内容は、理解する為の用語になります。
気が向いたら、運動性血色素尿や横紋筋融解症を投稿するかな?笑🤣
少し雑談🤏
運動性血色素尿
横紋筋融解書
ヘモグロビン尿
ミオグロビン尿
運動性タンパク尿
の項目を読む時に用語や検査が分からないと意味もわからない。
細かい数字は後に覚えれば他の疾患も理解できる所も増える。
頑張って読んでほしい。
暗記ではなくて、理解力を上げる事をオススメします。