エッセイのようなもの:「今は亡き義母は元着物着付師師範」
福生市に住んでいた頃の義母は、横田基地の米軍幹部宅のメイドをしていました。
義母は、「着物着付師師範」
を持っていたので、七五三や
正月前に、自宅で着物着付で
稼いでいました。
妻がまだ小学校時代なので
まだ和服の着付という商売は
成り立っていたようです。
和服で目出度い席を着飾る習慣は健在でした。
その後、和服はあるにはあったのですが、着付は美容院へと変遷し、着物着付師の役目は終わりました。
娘が大きくなり、米軍のメイドを続ける事が困難となり
メイドを辞めました。
そして、着物着付の職も皆無になりました。
義母は、全ての職が無くなり
やることが無くなりました。
その後、歳をとり、趣味も
自分から辞めてしまい
何も楽しみが無くなりました。
次第に
認知症への道へと進んでいくのですね。
トップ画像は、スズムラさんより、お借りしました。
スズムラさんありがとうございます。
終わり