エッセイのようなもの︰「性的不能でも性欲はあるか?」
ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、
私は60歳頃に、前立腺がんの疑いで、前立腺を撤去しました。
前立腺は性交をつかさどる
重要な臓器ですね。
玉ちゃんは、精子の貯蔵庫で
精子は熱に弱い為、体内にあると、体熱で死んでしまうため、体外に露出しています。
しかも、放熱効果を高めるため、シワがあり、表面積を
大きくしています。
人体は実に素晴らしいメカニズムに満ちていますね。
いくら玉ちゃんが健在でも、
前立腺がないと、射精出来ません。
最初のうちは、チンチン電車も多少フニャッと立ちますが、そのうち錆びれて完フニャチン電車になります。
勃起も射精もできなければ、
性的興奮は得られませんね。
では、そんな状態でも、性欲はあるか。?
結論から言うと、あります。
それを何で満たすか?
私も男ですから、AVくらいは見ます。
すなわち、性交ではなく
視覚的な刺激で性欲を満たすということですね。
そこにあるのは体験ではなく単なる妄想に近い想像の世界かもしれません。
しかし、今のAVの世界に繰り広げられるシーンは、まるで野獣のような営みばかりです。
私には、ハードは無理で、観賞に耐えません。
芸術的に昇華した、名画のようなシーンが欲しいのですね。
しかし、そのような物は皆無で、もう、妄想の世界のAVは卒業しました。
名画のようなAVを求めるのも、いまでは非現実的な妄想の世界かもしれませんね。
出来ることなら、北斎や歌麿の芸術的な春画を観賞したいものです。
終わり