出産レポ〜助産院でのお産〜

予定日を約1週間過ぎて無事出産し、気付いたらあっという間に3週間経ってた!!ということで、忘れないうちに出産の時のことを記録しておこうと思う。
助産院での出産がどんなだったかも書いているので、どなたかの参考になれば嬉しい。

なぜ助産院での出産を決めたかはこちら↓


16:30頃 破水でのスタート

予定日を過ぎてもなかなか産まれないので、育休に入った夫と行きたいところに行こう!という話になり、ずっと行きたかったけど自宅安静とかで行けなかったIKEAに行くことに。家からは車で1時間。
そして店内でまさかの破水…(笑)
映画みたいに水浸しとかにはならなかったけど、急いでトイレへ。(IKEAってトイレ少ないんだよな…)
結構な量だし、においも違うし、これはもう尿漏れではない!破水だ!と確信。
Amazonで購入した破水セットなるものを持ち歩いていたので、紙パンツに履き替えてパットをあて、車の座席にに防水シーツを敷いて急いで助産院へ。本当に買っててよかった…!

夫は私がトイレに行っている間にちゃっかりお会計して、ほしかったものをゲットしていたw
当たり前だけど、臨月に入ってからの遠出は本当にやめといた方がいい。

18:00頃 助産院着

助産院で検査し、破水ですね、ということでそのまま入院。破水した時に飲む抗生物質の薬を飲む。
まだ陣痛が始まってないので夕食を出してもらう。
夫は一旦家に帰って夕食&風呂

ちなみに、助産院のお産の部屋は畳の部屋に布団が敷いてあるだけ。(機械とか諸々は置いてあるけど)
まさにフリースタイルでどんな体勢もできる。

22:00頃 陣痛開始

夫が再度助産院に来る。こういう時、助産院と家が近所なので本当にありがたい。
お腹にNSTの機械をつける。すでに10分間隔でお腹が張ってた。ってことでここから陣痛開始。
この時はまだ張りがきついなーくらいで、痛みはまだまだ余裕。

妊娠中、私は出産が不安過ぎて、陣痛がきたら「陣痛がなるべく痛くない姿勢を探そうゲーム」をして気を紛らわそうと決めていた。

他にも陣痛中に心がけていたことはこちら↓

・リラックスする
・息を吐く
・食べれる時に食べる、寝れる時に寝る
・トイレに行く
・スマホ・陣痛アプリは見ない(陣痛に集中)

0:00頃 陣痛5分間隔

このあたりまではまだ余裕。陣痛の合間に夫と他愛ない話をする。
助産院には大きいビーズクッションやバランスボールがあって、いろんな姿勢を試してみる。結果、座った状態で前向きに何かに寄りかかる姿勢がよかった気がする。横になるのは痛かった。
助産師さんが湯たんぽとかあずきカイロとかいろいろ温めるものを用意してくれてた。

1:00頃 陣痛3分間隔くらい

陣痛がきつくなってきた。陣痛の度に体に力が入ってしまう感じ。
助産師さんが腰をさすってくれる。ずっとついててくれるので心強い。
力が入っちゃうせいか、腰というか背筋が痛い。陣痛の合間も痛い。こっちは夫がさすってくれる。
眠くなってきたので陣痛の合間に寝ようと思い、ビーズクッションに横向きに寄りかかる。
当然数分おきに痛いので寝れないのだが、夫は私が本当に寝落ちしてたと思っていたらしい。そんなことあるかい(笑)

3:00頃 子宮口全開間近?

かなり痛い。全身にぐーっと力が入ってしまう感じ。痛すぎて唸ってたと思う。
この時が一番きつかったなー。
気がついたらパンツ脱がされてて、助産師さんがあと2人来てて、お腹にNST付けられてた。

4:00頃 いきみ始める

四つん這いで産む人もいるらしいけど、私の場合は布団の上で仰向けになり、分娩台と同じような姿勢になっていた。
陣痛はいきむ方が痛くない。が、なかなか出てこなくてしんどい。
人生最大の力できばってる感じだった(笑)
おまたに赤ちゃんの頭が挟まってる時はさすがに痛かった。
どうやら赤ちゃんが出てくる時に片手が頭の横にあって、手と頭が一緒に出て来ちゃってたらしい。そらなかなか出て来んわ。

あとから聞いた話によると、いきむ時に赤ちゃんの心拍が落ち、私に酸素マスクつけたけど心拍が戻らず、救急車を呼ぶ寸前だったらしい。あの状況で移動になったら地獄だったかも…
幸い赤ちゃんの心拍は戻り、そのまま出産できた。

4:52 おちびちゃん誕生!

まだ頭しか出てないのか…まだまだいきまないと…と思ってたら、助産院さんに「もういいよ!」と言われた瞬間、頭が出たら体もつるんって出てきた。
出た瞬間に産声があがる。
赤ちゃんをタオルで拭いた後、すぐカンガルーケアで抱っこさせてもらう。
こんな可愛い子が入ってたの…!と感動の嵐。
夫の第一声は「俺と同じ眉毛や…」だった(笑)

5:40頃 胎盤が出る

その後夫がへその緒切ったり。
でも胎盤がなかなか出てこない!助産師さんにお腹押されるから、赤ちゃんは出てきたのに痛い…。結局、子宮収縮の点滴をして、胎盤が出てきたのが50分後。
その間おちびちゃんは体重測られたり服着せられたりしていた。

助産院での出産でよかったこと

・お産の間、マスク無し!
検温して熱がなかったら、マスク外してもOKだった!
陣痛の間もいきんでる間も呼吸が大事だから、マスクしての出産とか無理だったと思う…

・夫の付き添い
ぶっちゃけ、陣痛中は痛すぎて「どこも触らんといて」って感じだったけど(笑)
「暑い」「水飲みたい」「タオルとって」とか気を遣わずに言える人がいたのはよかった。陣痛の合間にしゃべれたのもリラックスになってよかったと思う。
入院中も面会自由のため、夫は助産師さんから直接おむつの替え方、ミルクの飲ませ方、沐浴の仕方などを教わり、退院後も即戦力になってくれた。感謝…!

・会陰切開なし!
助産院では医療行為ができないので「切る」とか「縫う」とかができないんだと思う。なので会陰切開もしない。助産師さんが時間をかけて会陰を保護しながら産ませてくれるので、ちょっとの傷で済んだ。
産んだ後も座る時に痛くなかったのでありがたかった…!

振り返って

お産ってもっと大変だと思ってた…!
「まだ痛いの続くのー?」「早く終わってー!」って途中で絶対に思うと思ってたけど、1回も思わず、体感的にはあっという間だった。
切迫早産だったため、陣痛開始から7時間という、初産にしては短めのお産だったからかも。
なんだか、自分が体験していることなのに現実味がないというか…終始不思議な感覚だった。
これやったら自然分娩でもう一人くらいいけるわ。と直後に思ってたw
リラックスできる環境がよかったんだと思う。
何より、産まれてきた我が子が可愛すぎるー!子どもが苦手な私でもちゃんと可愛いと思えたことにもほっとした。

人生で最大の神秘体験だった。
もし次があったらまた同じ助産院にお世話になりたいと思う。

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