【フランキーさんとわたし】No.6
フランキーさんのラウンジ
女の子も揃い
日々忙しくなってきました
自由人なマサミちゃん
お客様がカウンターを埋めつくしはじめてやっとお着替え(笑)
「ではお着物に着替えてまいります
ホホホー」
お店オープン時間、ずいぶん前から
大きな赤のネオン看板は大通りまで
だしにいくのに
お着替えは、かなりマイペース
マサミちゃんの普段着
アニマル柄なだけに
ローカルラウンジなら
そのままお店もありかも
だけど
「やっぱりお着物よホホホー」
とお店が忙しくても
お構いナシでお着替えへ(笑)
マサミちゃん若いころ東京在住
女と偽り
紳士たちの社交場
「クラブ」で働いてたそう
「みいちゃん、私、人気があるから店の女の子に階段から突き落とされたことがあるんだから」と
(えーコワすぎ!!)
東京で習得したからか
着物の着かたは関東風
わたしもマサミちゃんから
スパルタにしこまれたから
みごとに関東風
(ここは京都どすえーwww)
「ちがうわよ!
昨日教えた祇園の子はもっと早く結べてたわ、アンタほんとダメねー、もー!!」
なんて
いっぱい言われ、習得しました
帯まくら忘れたわたしに
「もーちょっと待ってなさい!」
と
マサミちゃん、脱ぎ捨てた
ラメラメ真っ赤なタイツの中に
新聞紙まいてつくった
マサミちゃんお手製の簡易
帯まくら
えー、と思いきや
オタイコのなかで
意外にフィットしてました(笑)
※実話です