名前を大切に。
社会人3年目くらいから一人旅に目覚めました。
学生の時に一人で予約や計画を立てて行動する女性にとても憧れを抱いていました。
友達や家族と一緒に行く旅行も美味しい料理を共有できたり、賑やかでとても好きです。
でも、一人でじっくり神社を巡ったり、料理をゆっくり味わったり、地元の人と呑み屋で話したり、興味のある場所に立ち止まれる自由な楽しさも一人旅の良い所です。
ふと、気付きました。
一人旅の時って、中々名前を呼ばれる機会が無いことに。
宿泊するホテルくらいですかね。
バスや一般施設、お店で呼ばれる事はほとんどありません。
今年の2月に名古屋に行きました。
ぶらっと入った居酒屋で店員さんと話をして仲良くなった時に名前を聞かれ、スタンプカードをくれました。
カードに私の名前を書いてくれて「またいつでも来てね」と。
お店のコンセプトでもあると思うのですが、私の地元では珍しい事だったので嬉しかったです。
その場で知り合ったお客さんとも仲良くなって名前の由来を話したり、褒めあったり、旅行の話をしたりと楽しいひとときでした。
刹那的な出会いだったのに一瞬で存在を認められて、親近感が湧きました。
翌日も神社近くの事務所で荷物を預かってくれて、その時にも名札を作ってくれました。
2度目の感動が🥹
旅行明けに職場で普段通りのあだ名で呼ばれた時にはホッとした気持ちになりました。
巷ではネームコーリング効果と言って相手の名前を呼ぶ事で呼んだ側を好意的に感じる効果があるそうです。
また、名前を呼ばれた人は脳内のオキシトシンが増え幸せホルモンが分泌されるそうです。
普段、当たり前すぎて気にしていなかったからこそ今回、名前の大切さに気づけて良かったと思います。
名前を呼ばれるって幸せなんですね。
私も沢山、人の名前を呼んでいきたいと思います。
自分の名前を改めて好きになった旅行でした。
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