episode 4:
作者:来世は胸騒ぎ
「ソーダでも飲むか。そしたら忘れるんじゃないか?暗い気持ちも。」
愚直に切り出すワッハンス。
元也(げんなり)「そーだなー。」
ソダテール子「前に一緒に種を植えたよな。あのステレコンビリーは育ってるのか?」
元也「正直、あの1件があってからは日光は浴びせてるけど、炭酸ガスをあげる時間までは取れてない。」
「悪い。枯れたらまた思い出が減ってしまうよな。」
ソダテール子「いんだいいんだ。あれはね、栄養補助剤だから。無くても問題ないよ。」
「シュワっ°(度)が130-145を下回ると、貴族ウケしなくなるってだけだから。別に、民間に売ればいいじゃん?」
ワッハンス「お前んち、今シュワイナリーなのか!?」
元也「うん。」
ソダテール子「元也んちは今、圧力が弱まってるらしいからね。僕も圧力回復を手伝うことにしたんだ。」
ワッハンス「へぇ〜。そうなのか。良かったじゃん。」
元也「うん!だから、思い出を枯らさないように、もっと頑張らなきゃなぁ。」