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[#わたしの旅行記]宮古~山田をぶらり旅


プロローグ

某・社会人時代、私はバスで通勤してました。
車内には地元企業の広告や、バスの運転手募集や、パック旅行のチラシが置いてあったりしました。

パック旅行、ねぇ。
「1万円で観光&食事&2000円分の商品券付」みたいなのね?
せっかく来たんだしアレも買おうコレも買おうってなるし?お土産が2000円で済むはずがないバスで帰るという事は?つまり飲めるって事で?旅先の名物を食べながら地酒を1杯、さらにもう1杯。帰りはイビキかいて寝てればいいって事?なるほど?経済が回る素晴らしいプランかも!

で?かき小屋のパック旅行、ねぇ。
沿岸までバスで2時間近くかけて行って?バスの車酔いもほどほどにお土産買って?かき食べ放題ってのやって?せっかくだからって、わんこそば感覚でかき食べて?調子乗って酒ガバガバ飲んじゃって?帰りも当然2時間近くバスに揺られて帰る?下戸でなくても絶対吐くわそんなん。
(お酒はあまり飲めない体質)

理想と現実、建前と本音の間で思考が交差します。一旦保留しよ。
保留してる間に転職したりコロナが日本上陸したり、何度かのコロナ禍が発生したり盛岡~宮古の国道106号がリニューアルされました。


旅行までの流れ

2023年1月
どっちから提案したのか覚えてないけど友人と「旅行しようぜ!」という話になりました。で、かき小屋を提案したら快諾(だったはず、だよね?)されたので、最大の目的地は山田町のかき小屋に決定しました。
それと、岩手県内でコロナ割・・・失礼。正式名称は「コロナワクチン接種応援プラン」なのかな。があったので(20%引き?)ちょっとお高いところも行けるかも、という話になりました。

どこに泊まろう?→浄土ヶ浜パークホテルかな?
宮古?じゃ船乗ろうぜ!→うみねこ丸申しこんどこ!
宮古といえば!→魚菜市場かなー?
帰りに温泉なんてどう?→いいねー!

プランは膨らんでいきます。

宮古市へ

2023年2月末、出発。
盛岡~宮古間の道路は快適でした。確かに時短になってる気がする・・・!

都南大橋からひたすらまっすぐ行く、の図。

シートピアなあど、到着。

うみねこ、ならぬ、うにねこ。
シンプルなイラスト・つぶらなおめめ。可愛い。

まずはご飯食べよう!ということでご飯。イカめかぶ丼、だったはず。

写真撮りの腕を上げたい。

食事後、お土産コーナーを見て回り満足して。

なんでミツバチ?なんだろう。養蜂やってるのかな

ご当地Tシャツとか買って(ローカルなお土産大好き)
さて。盛岡帰るか。
いやいや違うよ?本来の目的を忘れてるよ?少し移動して、船乗り場へ。

うみねこ丸。
実はリニューアルしたばかり。
ピッカピカな船体!

平日だったので人が少ない!
うみねこパンも買ってキャッキャしてました。

Art Eriy'sさんのデザイン!
宮古市を代表するデザイナーの一人です!
LINEスタンプもたまらないユルさで・・・!(ダイマ)
ゼロ距離でウミネコに餌をあげられる!楽しい!
(ビビりなのでヒヤヒヤしたり)
宮古の海は緑色!
船、たぶんこういうルート。
色々と名所があります!ちゃんとアナウンスを聞きましょう!
(ウミネコと戯れててあまり聞いてなかった)

船を堪能して、次は車で浄土ヶ浜へ移動。
ビジターセンターで海にまつわる知識を高めたり、震災に関して改めて考えたりしました。あ、でもそういや去年(2022年)の春頃、家族で来た気がする。あの時はさっぱ船乗って青の洞窟行ったような?

「浄土ヶ浜」の名付け親。
言っちゃなんだけど、すんごい名前。
ちょうど、うみねこ止まってた。
看板がシブイ。
波打ち際に映る人影ってなんかエモいかも!
中身はオッサンです。
・・・数時間前に見た風景の、逆視点Verだなこれ。
ちょうど船来てるし。

友人「あとどこか行きたいところある?」
私「いや、特に思いつかない」

友人、すぐにハンドルを切り早めのチェックイン。
この辺はドライな関係。

浄土ヶ浜パークホテルへ

船に乗ってる時に説明があったホテル。
部屋から撮った風景。
2つ上の画像の逆視点Ver。

大層立派な部屋でした。2人で15畳+窓際の謎空間付きは広すぎる。
フットサルくらいならできちゃうんじゃない?
(庶民じみた、レベルの低い発想)

ちょっとこれ、お高いんじゃないの?大丈夫かな?と不安に。

実は、家を出て5分後位に「PS4持ってくれば部屋で友人と対戦とかできたな~」と思いましたが、いやいやそんな、イイ大人が旅先でゲーム?そんなね、子供じみた事をしちゃイカンよ。と考えを改めました。

部屋で、友人が唐突にWi-Fi繋いでスマホゲームやり始めたので「やっぱ持ってくるんだったかも・・・」と横目に見つつ、こちらも音楽聞きながら読書開始。

ここでのチョイスは、松本零士・男おいどん。

1時間くらい真剣に読んでたら、ディナータイムです。当然バイキング。
男おいどん効果によって、塩かけたご飯だけでも涙を流して感謝して食べる感情になっているので、もう目に映るもの全てが魅惑の宝石箱でした。

翌日カキ食べるってのにカキフライ。お肉!お寿司!
キレイにまとめてるけど結局4~5周はしたかも。
何食べてもすごく美味しい。
ビーフストロガノフなんて初めて食べたかも。

あとはお風呂入って寝ました。結構食べ過ぎた。

二日目

ホテルの朝食バイキングと言えば!
・妙に美味しそうな卵焼き!
・給食で食べたようなシューマイ!

・なんか透明な肉汁に浸かってる茶色いウインナー!
・ウキウキ浮かれてる左利きへのトラップ発動!レードル!

などがあります。

盛りつけ、雑にもほどがある。
学校で家庭科:2だったから
盛り付けの下手さはしゃーない。あ、あと寝起きだし。。。

やっぱ朝はご飯とみそ汁だよなー・・・ん?
まめぶ汁だ。まめぶ汁か。せっかくだし・・・。
(正直言うと、結構好みの分かれる味です)
ご飯+数種類のお刺身盛り放題でセルフ海鮮丼を作れるのが、とてもすごいなぁと思いました(小学生レベルの感想)

ホテルのバイキングと言えば!な定番料理はもちろんのこと、昨晩のディナーのような料理もたくさんあり、非常に魅力的で大変美味しかったです。ホントはまた周回キメたかったけど、カキ小屋あるのでほどほどに。

チェックアウトし、ホントこの値段でよかったのかな?と疑問に思いました。後日、「嘘デース!実際の請求金額はコチラ~(笑)払わないとポリスメン呼ぶわ(笑)」と来るのか、数日不安でした。

イマココ。
目的地周辺へ移動。

友人「あとどこか行きたいところある?」
私「山田でしょ?えぇと。鯨と海の博物館
友人「クジラぁ?意外。どこだよそれ」

鯨と海の博物館へ

ココ。
津波の線が傷痕の深さを語ってる。
クジラの実物大の骨が天井から吊るされてる。
本当にデカイ。歯がヤバイ。
真下から見た図。
エヴァのガギエル?それか、エヴァ:Qの「ヴンダー」っぽい。
鯨のヒゲ(実物)
なっが。でっか。(語彙力のなさ)

実は昔々、10歳くらいの時に家族で来た事があるんです。内部の細部までは覚えていないけど、このデッカイ鯨だけは覚えていました。
2011年3月11日、東日本大震災で被災したことも当然知っています。
なので、山田に来たらぜひ見たかったのです。

あの津波で落ちなかったんだ。すごい。
鳥居もあるから拝まなきゃ。
後ろにあるの。もう、武器じゃん。じゃん。
「俺のエクスカリバー」じゃん。

・・・モザイクかけなくていいやつだよね?

話題を変えて、と。
時間が余ったのでふれあいパークやまだで時間を潰しました。
(2023年2月当時、道の駅やまだ・おいすたはなかった)

野菜とかお肉とか、お刺身とか売ってるな~。あ。
クジラ肉は食べたことあるけど、イルカの内臓って初めて見た。焼いて食べるのかな。1パック350円も高いのか安いのかわからない。。
(写真撮ったけど、モロに赤い内臓なので載せません)

いざ、かき小屋!

コの字型のテーブル。真ん中にでっかい鉄板&フタ。
(ガラスにキモいオッサンが反射して映ってたので編集)
そこに豪快に、カキをシャベルでドザーーー!
(相席なので、対面は編集。。。)
フタをしてしばし、ご歓談。関東からいらした夫婦でした。
蒸したカキをご飯にのせる。醤油かける。美味い。
カキの味噌汁飲む。美味い。超贅沢。
せっかくなんで生ガキも食べなきゃ!

最初の方は「わー!すっごーい!」とオッサンなのに遊園地に来た乙女のようにキャッキャとハシャいで、「なにこれー!おいしーい!」とかキュンキュンしていました。オッサンなのに

数個食べて我に返りました。
これは、本気モードにならないとな。元、取らないとな。(※4800円)

リミッター解除
係のお姉さんも察したのか「アンタ、まだまだイケるだろ?アンタの"本気"ってそんなもんじゃないだろ!」とガンガン蒸してくれます。
オイスターハイ状態ですね。そういうのあるのか知らんけど。

めちゃくちゃ美味しかったホテルの朝食を、あえて少なめにしたのがここで活きてきました。たぶん一生分食べたかも。
(カキって普段そんな食べないし)

エピローグ

イマココ。

かき小屋で激闘を繰り広げた後、宮古の魚菜市場に戻りお土産を購入。暗黙の了解でカキとは目を合わせません。
それぞれお土産を買い、帰路へ・・・。

友人「帰りに温泉寄るからね」
私「なにィ!?」
友人「いや、行くって言ったよ?」

キャプ翼のモブみたいな驚き方をしてリバーパークにいさと 湯ったり館へ。

ココ。

地元の人が愛用している入浴施設、という表現がピッタリな温泉でした。エゾシカのメニューが気になったけど、さすがにお腹いっぱいなのでスルー。

帰りは爆睡。運転させて申し訳ないなぁと思いました。

旅というのは、色々な事を考えさせられますね。
今回学んだことは、車の運転を変わるタイミングでした。帰りマジで寝てたもんな・・・。

閲覧、ありがとうございました。

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