OLIJA (オリヤ)をクリアしての感想。
パケ絵の渋さと、ドット絵アクションの雰囲気で購入しました。
#Olija
『Olija (オリヤ)』は美しくも恐ろしい、繊細な2Dピクセルアートで描かれたアクションアドベンチャーゲームだ。若き領主「ファラデー」となって、不思議な力を持つ伝説の銛(モリ)を操り、暗く陰湿な謎に満ちた大地の光となれ!惹かれ合うファラデーと伝説の銛。
伝説の銛はファラデーに時空を切り裂く移動と、シャープでスタイリッシュなアクションを可能にさせる。また、冒険の旅の途中で出会う様々な帽子は、ファラデーに不思議な力を与えることとなる。
数多の苦難を乗り越えながら暗き国に囚われた人々の希望の光となり、謎に包まれた姫「オリヤ」との出会いから始まる繊細かつ壮大に描かれた2Dピクセルアートの冒険活劇を存分に堪能しよう!
- 海にまつわる様々な伝説や東洋の文化に影響を受けた世界。
- 伝説の銛による斬新な移動術。
- さまざまな漂流者たちと謎に包まれたオリヤ姫との出会い。
- フラメンコやローファイミュージック、伝統的な日本古来の音楽に強くインスピレーションを得たサウンド。
- 不思議な力を持った魔法の帽子作り。
(公式からコピペ)
ドット絵のアクションゲームです。
正直言うと、ロード時間がちょっと長いし、進む→敵出てくる→素手で倒す→先進んでハシゴ上ったりスイッチ切り替えて・・・え、これだけ?ってテンション低かったです。
このゲームは、「伝説の銛」を手に入れてからが本番です。
(ムービー含め20~30分くらいで入手?)
・アクション面について
銛は真上・斜め上・真横、飛び上がって真下または斜め下に投擲可能。
当たる先に、敵またはオブジェクトがあればロックオン。
ヒット後、方向キー+〇でその場に瞬間移動。
ヒットしない場合は自動的にシュバって戻ってきます。
銛自体にも攻撃判定があるので、敵に投げる→ワープ→連続斬りつけetc…という、急にスタイリッシュ高速アクションゲームに変化します。
明らかにジャンプでは届かない高さに敵がいるけど、敵または黄色くん(仮称)に投げつけてワープ。距離詰めて攻撃。攻撃よけてまたワープで接近、というような感じになります。
中盤からはさらに、ワープ機能もあり地面に刺せる剣が武器に増えます。
(剣は照明機能もあります。大事なことです)
中央のリフトが左右に動いているけど、壁の向こう側には行けない。
緑の部分は酸の海(ダメージゾーン)。壁があるから銛は投擲不可。
正解は
剣を刺して、リフトが向こう側についたらワープ。
「銛を投げてワープ」っていうのは、オリジナル感ありますね。
明らかにジャンプで届かないところ・足場のないところに次々と銛を投げてピョンピョン飛んでいきます。
隠しアイテムは、壁や天井の隙間に銛を投げてワープした先にあったりします。(ボトルシップ収集は別に実績に関係ないのでスルーでいいかも)
・システム面について
17世紀くらいのヨーロッパ的な?と思いきや(≒マスケット銃がある)
オリヤ姫の出てくる場面はアジアンテイストがあり、音楽も物悲しく、三味線の音色が雰囲気にあっています。
ダンジョン内では仲間?部下?が囚われているので助けましょう。
仲間を助ける事で隠れ家が発展していきます。
からの。
見た目が変化するのは楽しいです。
最初に仲間になるのは、おそらく帽子屋。能力が付与されます。
・帽子屋(有料で能力を付与)
・錬金術師(有料でHPの上限付与)
・冒険者(有料で出張させ、ランダムでアイテム回収)
コインが関連するのはこの3つだけで、他の救出人数はトロフィーに関連します。救出する人間は吊るされているので、目についたら助けましょう。
(全部で10人)
・基本的な流れ
ダンジョンに行く→会話を聞く→仲間を救出する→会話を聞く→カギと地図を入手する→ボス戦→別のダンジョンに行く・・・という感じです。
・その他、気になった点
会話と説明の少なさ。
ネタバレすると、ファラデーもオリヤ姫も喋りません。
明確な名前があるのはこの二人だけなのかも。
ファラデーは礼儀正しく、対面で会話する時は銛を置き、脱帽し、お辞儀をします。
敵である朽木族(原文では"Rottenwood Clan")も、「意思疎通できないし、襲ってくるから倒さなきゃ」みたいなところがあります。もしかしたら意図的にセリフを減らし、脳内補完をするようなつくりになっているのかも。
トロフィー要素は、アイテム収集と簡単な条件だけなのでいつの間にか埋まってます。
クリアすると「クリア直前のデータ」からの再開はできないので、こだわる人はラスト前にトロフィー埋めときましょう。滝の裏に注目。
(最後に残るのは「ゲームをクリアする」なので問題なし)
連弩またはマスケット銃を持った状態で走る姿がなんか「魂斗羅」思い出しました。
オートセーブで、難易度変更やルート分岐はありません。
ゲーム自体は迷ったりするのも含め4~5時間あればクリアできるはず。
海に落ちたり崖から落ちてもちょっとライフ減って復活、ライフが全部なくなったら少し前から自動復活。ボス戦も死んでしまったら少し前から復活。ボス戦や道中のアクション要素も「動きは死んで覚えろ、何十回もリトライ前提」ってレベルではないです。
当然、「ノーミス・ノーダメージでクリア」っていう鬼畜なトロフィーもありません。
少し粗いドット絵と、全体的に悲しい音楽。
独特な世界観に浸るゲームです。
スタッフロール見て「えっこの人全部、1人で!?」って驚愕しました。
あと書くことはー・・・
ないですね。
閲覧、ありがとうございました。