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【マンガ感想文】サトコとナダを読んでの感想。

なんか短いので書きやすいやつ!
と思い今回はこれにすることにしました。

作者は
ユペチカ 先生。
(西森マリー 先生監修)

ルームメイトはサウジアラビアの女の子!?初めてのアメリカ、イスラム文化、ひとつ屋根の下で繰り広げられる魅惑の異文化交流ライフ

(Amazonの説明より)

主人公はサトコ。日本人。
内気な性格を変えようとアメリカに留学し、ルームシェアで生活を決意しました。

これは確かに「!?」ってなる。

マンガに関しては公式で試し読みができます。
基本的に4コマ漫画なので、非常に読みやすいです。

本編では、イスラム教の文化や宗教観や価値観を学ぶことができます。
といっても、そんなガッチガチな内容ではなく。

マンガでユルく、楽しく知ることができます。
ナダは美人のお姉さんですが、ボケ役です。(重要)

例えば、免許証について。

イスラム教の女性は宗教上の理由で顔を隠す必要があるそうです。
(日本でも増えてきた気がします)

余談ですが、イスラム教圏内の出会い系サイトはほぼ全員目元のみだったりします。昔まとめサイトで見て、驚愕しました。
(出会い系サイトがあることにも驚いたけど)

サトコは日本の留学生という事は前述しましたが、海外に行って初めて知ること、アメリカでのカルチャーギャップが結構あります。

例えば、宗教観。

キリスト教信者であるアメリカ人のミラクル(チョーカー巻いてる女性)
イスラム教信者であるナダ

から、日本人の宗教観を問われたサトコ。
説明をしてみるも、日本人の宗教観は理解できないようです。

初詣行って節分やってバレンタインデーやってひな祭りや端午の節句、お祭りやってお盆には先祖を敬い、クリスマスには恋人とズッコンバッコン性夜を・・・失礼。家族でケーキを食べ、仲睦まじく過ごす。結婚式は教会を模した式場で行い、お葬式はお寺でお経をあげる。

海外から見ると、かなり異端なのかもしれませんね。
仮に英語がペラッペラに話せたとしても、「キミはそれでいいと思ってるの?統一性とかないの?」とツッコまれたら言葉に詰まります。


ムズカシイ話が続いたので、話題を変えます。

二人の日常は、毎日が面白おかしく過ぎていきます。
この二人はホンット仲良しで、読んでいてホッコリします。

他の登場人物はというと。

・アメリカ人のミラクル。

アメリカ人だから、パーティといえば肉を焼く。
これは譲れないようです。

・日系3世でアニメオタクのケビン。

ルパン三世か。カリオストロの城か。よくそれ仕込んでるな。

2巻の冒頭ではオープニング予告があります。

カメラ目線のウインクもバッチリ決まってる!

"聖地に向かって、お祈りよ!" の語呂の良さ。
おそらくナレーションは三石琴乃ですかね。
「ムーンライト伝説」流れそう。


リンク張っておいてなんですが、上記のリンク、結構読めるな・・・。
4巻で終わる漫画です。テンポが良いのですぐ読めます。
(数年前に賞を取ってるので、本屋に行けば置いてるかもしれません。)

職場やバイト先に中東系の外国人がいた場合、この漫画を通して話すきっかけにもなるかもしれませんね。

ビスミッラー!
ナダが、サトコに教えたアラビア語のひとつです。

正式な意味はとても堅苦しいですが。。。

日常的な使用法として気合を入れたり、仕事に取り掛かる時の掛け声としても使われるのだとか。
日本語訳だと「よっこいしょ」とかになるのかな。違うかも。

使いやすい、とても良い言葉だと思いました。
(使う相手がいないけど)

閲覧、ありがとうございました。

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