【映画鑑賞】恋するピアニストフジコ・ヘミング
久しぶりに映画館で観たいという映画があったので観てきました!僕が大好きなピアニスト「フジコ・ヘミング」さんの映画です。
僕が大好き好きな「ラ・カンパネラ」「月の光」「亡き王女のためのパヴァーヌ」を聴けてすごい良かったです。
彼女の代名詞である「ラ・カンパネラ」は重厚感が違い、心を打つ魂のこもった演奏で終わった後に思わず拍手しそうになるくらいでした。
鍵盤を打つ指の動きが、一音一音に魂がこもり音符が出てきそうな力強い演奏でした。ピアノを弾けないので、弾けるって楽しいだろうし、あんなに早く正確に指を動かせたら面白いだろうなって思いました。
左右の指を別のリズムで動かすのって本当にむずかしいので、子供の柔らかい脳と指の時にやっておけば今頃自分の人生に違った楽しみや趣味があったんだと悔しいです!笑
僕が聴きに行った2022年の東京文化会館の公演も映し出され、多分映ってました。笑
その公演でもチャーミングでしたが、ラ・カンパネラで納得できないところがあり、もう一度練習してから一から弾きますと言って練習してから弾いてくれました。勝手に伝説の公演だったと思ってます。
フジコ・ヘミング幼少期の熱で聴覚に障害を持ち、その後も紆余曲折ありましたが、活動し続けて、60代で人気を集め、2024年4月に92歳で亡くなりました。
フジコ・ヘミングは戦争、いじめなどの辛い過去を耐え抜き60代でスポットライトをあびました。人生を愛した魂の演奏は聴く人、観る人を魅了します。本人曰く、「何回間違えても、2回のところを3回弾こうとも魂があればいい」といっていました。映画の映像でも魂が伝わってきます。
彼女さいつもお気に入りのモノと身につけて、ブレスレットも練習のあとすずに身につけていました。そういうこだわりや身だしなみは見習いたいです!
そんな彼女の素敵な演奏と彼女の生き方、考えが知れるインタビューで、考えさせられ感動する映画でした。