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「じぃじぃの独り言」: 日経ビジネス(NO2184)

1  はじめに

  私の頭の老化防止のため、関心があった「日経ビジネス」を定期購読してい
 て、自由時間は十分あるので、気になった記事を整理しました。

2  今回の特集 :   「悪意vs企業」【カスハラ、炎上…揺らぐ性善説】

 (1)  飲食店での迷惑行為を撮影した動画がSNS(交流サイト)で相次ぎ拡散され、
  消費者の悪意が増幅していくメカニズムが見えてくる
 (2)  「カスタマーハラスメント(消費者からの過度な苦情など)」も増加し、従業
  員に大きな精神的ストレスを与えて業務にも支障を来たしている
 (3)  「CS(顧客満足度)よりES(従業員満足度)」という認識が広がり、安心して
  働ける環境の整備が人材確保にもつながる
 (4)  元従業員・退職者による内部で生まれる悪意は外部のそれと比べて分かり
  にくい
 (5)  悪意ある行動を早期に察知できれば、トラブルを未然に防止できるため、
  テクノロジーの進化により、プライバシーを配慮しつつ悪意から個人・企業
  を守る「防衛戦」を紹介
 (6)  プロレスラー木村花さんの母親が、SNS上での誹謗中傷の根絶に向けて取
  り組む活動内容を紹介
 (7)  Twitter上では、事実より虚偽の情報の方が、ツイートされる確率が70%も
  高く、情報伝達の速度も誤情報の方が20倍早い
 (8)  悪意の発生メカニズムを心理学でひもとき、「日本人は、他国人と比べて
  意地が悪い」との研究結果を紹介

3  その他の内容

 (1) 「ブランド・ジャパン2023」では、コロナ禍が落ち着き、遊園地・自動車
  など「お出かけ」関連のブランドが復活して、UFJや星野リゾートなどの取
  り組みを紹介
 (2)  イーロン・マスク、ジェフ・ベゾスなどの天才は、人格者とは程遠い破天
  荒な性格であるが、彼らが有する「自分が正しいと信じる道を突き進むパワ
  ー」は、驚異的なイノベーションを実現する原動力になっている
 (3)  腸と脳の機能が互いに影響を及ぼすとする「脳腸相関」が注目されるが、
  そのメカニズムは明らかではない【高齢者の便秘と認知症の関係】
 (4)  米銀シリコンバレーバンクが経営破綻し、「預金全額保護」措置が表明さ
  れたが、先行き不透明感は拭いきれない
 (5) ジェネリックの供給不足の背景には、不採算品目の増加もあり、供給不安
  の問題解消はほど遠い

4  「じぃじぃの独り言」

  人々の悪意がSNSを通じて増幅する時代や個人の価値観のみを正義として他
 者を攻撃する世の中を見ると、「日本人は、他国と比べて意地が悪い」との研
 究結果もわかるような気がするし、私は、同じ高齢者のマナーの悪さも気にな
 る。
  定年退職後の第2の職場である都市公園の責任者として働いていた時に、公園
 内の「バイク乗り入れ禁止」の看板のそばを無視してバイクで乗り入れる高齢
 者がいて、イベントに参加する利用者の安全が気になって注意をすると、「あ
 なたは、何者?」と言われ「この公園の責任者です」と答えると、「何かわか
 るものはある」と言われて私の名刺を見せた。
  そうすると、その高齢者は、私を無視してバイクはそのままにどこかに行っ
 てしまい、なんとも言えない気分になった。ただ、これは特別なことではな
 く、それまでも何回も高齢者のバイクの無断乗り入れを見ていたが、あまり事
 を荒立てても仕方がないと諦めていた。
  思うに、公園の近くには若い人たちも多く住んでいて、地域社会としてのつ
 ながりも少なく、これらの高齢者は、人との交わりがなく孤独で寂しく過ごし
 ているのかと思うものの、大人として、もう少し、しっかりして欲しいと思う
  これらの背景の主な要因として、バブル崩壊後の「停滞の30年」で日本社会
 が「元気がなく、暗い、夢のない社会」になったことがあげられると思う。
  最後に、私は運動での「体」の筋トレ、noteでの「頭」の筋トレを継続して
 私の健康寿命を伸ばすことに今後ともチャレンジしていきたい。

  

  

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