アメリカの大学の入学資格で求められること
今日のカードはペンタクルの7。
クワを持ったお百姓さん。
顔を見るとちょっと疲れてます。
きっと農作業を頑張ったあとなんでしょうね。
畑の作物の葉はふわっさふわっさ元気に茂っています。
けどまだ収穫には至っていません。
お百姓さんは一旦休憩して
「やることはやった、これからたくさん実をつけてくれますように」
と祈るような気持ちで畑を見ています。
やることやり切った後はひと休みして、天命に任せて待つ、という意味のカードです。
仕事なんかでこういうシチュエーションありますよね。
スキルアップのために勉強したり、インターンシップを経てから、その経験が仕事に反映されて実績をあげていくことって。
無給でも努力して、しばらく待ってから、努力が実を結んで収入につながることが。
自分の大学受験のことを思い出しました。
どうしても大学に行きたかったので、全力で受験勉強し5校の試験を受けました。
やることやったので受かったところにご縁があるということで、結果を受け入れようと腹を括ってました。
なので試験の時緊張しなかったです。
結果、実家から正門まで150mぐらいの超近所の大学に合格し通うことに。
私が学生の中で実家が一番近いと思ってたら、さらに近い子がいてびっくりしました。
正門から50mぐらい笑。
卒業してだいぶ経った後でも、道を歩いてたらゼミの先生にばったり会ってお茶して近況報告したり。
今から思えば大学の4年間はたくさんの経験をさせてもらって、自分にぴったりの大学だったなと思います。
今年は息子が大学受験です。
でも息子が進学を希望しているカリフォルニア州の公立の大学は試験はありません。
以前は共通テストみたいな試験があったのですが、なくなりました。
試験だけでは本当の学力は測れないと…。
その代わり、普段の成績と、高校生活どんな活動をしてきてかと、それについて書かれたエッセイで判定されます。
高校時代、勉強だけじゃなくてスポーツやボランティアなどいろんなことをしなくてはだめなんですね。
中には起業したりする子も。
息子の友達はミツバチを飼ってて、ハチミツやミツロウを売るビジネスやってます。
息子はホームレスのための簡易住居を建てるお手伝いに行ったり、日本に帰国した時は難民支援のお手伝いに行ったりしてました。
新しいことを始めたり、リーダーシップを発揮した活動が求められるんですね。
ハードル高っ。
競争率の高い大学に入るためには、いろんなことしてしっかり畑耕しておかないと。
私の時は試験の点数だけだったから全然違いますね。