癌になっていました #4
胃がん、大腸がん検査
胃がん、大腸がん検査をすることに決めた私は、初めて全身麻酔で行うことにしました。
全身麻酔にする理由は、胃カメラは何度かやっていましたが、ゲップを我慢するのがつらいのと、大腸がん検査(カメラ)は初めてだったので、痛いとパニック発作が起こったり、貧血になったりするためでした。
この検査で辛かったことは二つ、下剤を当日の朝から沢山のみ、便を出し切ることと、胃カメラを鼻から入れるための麻酔を鼻から入れられること。
でした。
それでもなんとか検査を終え、少し前に市の検診でやった子宮癌、子宮頸がん、乳がん、血液検査、全ての検査結果待ちと、ドキドキする一ヶ月でした。
※胃がん、大腸がんは検査当日簡単に特に以上はないね、と軽く説明はされていました。
今日は余談を書きます。
私には子供の頃からパニック発作を起こします。
子供の頃はもちろん、パニック発作なんていう言葉はなかったけれど…
私の母は厳しい人でした。
とにかく厳しい。
物心ついたときには、出来ないことがあったり、失敗すると怒鳴られ、叩かれ、時には蹴られていました。今なら通報案件かもしれません。
当時は、「しつけ」として学校の先生にも叩かれていたので、そのことはおかしいとは思っていませんでした。
弟がうまれると、私は余計に怒られることが増えました。そういうときに、目の前が暗くなり、冷や汗が出て、吐き気がして立っていられないという症状が出ます。
大人になっても変わらず、ある時合わない仕事をしているときに、職場で発作をおこしてしまい、そのときはご飯の味がわからない、夜も眠れないという症状もでていたので、心療内科にいきました。
検査やカウンセリングで私はパニック発作を起こしていること、極度の不安症であること、うつ病になっていることがわかりました。
ここ数年は、職場にも恵まれ、実家とも離れ、友人に恵まれたことにもより、時々起こるパニック発作と、残ってしまった睡眠障害の治療(対処療法)だけ行えば、比較的健やかに過ごしておれました。
このパニック発作と、睡眠障害が手術の時にちょっと悪さをします。