見出し画像

既婚女性の無責任な不倫

先日、ABEMA Primeで健康診断がきっかけで、自分が父親と血がつながらないことが分かった人のことが取り上げられていた。つまり、母親が不倫相手との間で作った子供が自分だと分かったのだ。それを母親に話すと、父には内緒にしてくれと言われそのまま秘密にしているという。

SNS上では、不倫相手と子供を作ることを鳥類の習性:托卵に例えて托卵妻などと呼ばれている。ある産婦人科医によると、父親と血のつながりのない子供が全体の6~10%程いるのだといい、既婚女性が不倫に及ぶ機会はかなり多いと言える。しかし、何故不倫に及ぶのかというと当人たちに罪悪感が無く、更にその関係を子供という形で残したいと考え、あろうことか夫がその子供を育てて当然と考えるのだ。

不倫は女性より男性のほうが多いと考えがちだが、ホンネスト編集部の調査によると未婚女性の浮気率は20代で13%、30代で20%に対し、未婚男性は20代で6.4%、30代で10.8%と女性のほうが2倍近く浮気をしている。この調査は未婚者を対象としているので、既婚者で同じ調査をしても同じ結果とはならないだろう。しかし、同じ傾向がみられるのではないだろうか。

父親と血のつながらない子供は昔からよく言われていたことではあるが、いざ自分がその子供だと分かればこれまでと同じように母親と接することは不可能であるだろうし、父親にそれが知られれば家族関係は崩壊するだろう。また、遺産相続も話が拗れることは容易に想像がつく。

一時の恋愛感情が家族関係を破壊する、これは現代の恋愛至上主義が招く負の面ともいえる。何歳でも学生のような安易な恋愛ができると考える現代の価値観を払拭しなければ、崩壊した家族が増えることは止められないだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?