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ニコラスのコロナ闘病記 ~7/9土曜~⑥ホテル隔離生活・抗体カクテル編


テレビは昨日の安倍元首相の暗殺事件でもちきり。
コチラは参院選の投票ができなくなってチトがっかり。隔離ホテルから郵送が申し込めるとあったが、申請するには既に期限が過ぎており、自分より数日早く入所した人までとのこと。ならもうチラシを配らないで欲しいし、アナウンスもしないで欲しい。

さぁ朝食だと別の上着着たら袖からなんかぴよ〜んと飛び出した。よく見ると奥さんのピンクの靴下の片割れだった(爆笑)
にしても、勢いが弾丸みたいに凄かった。

いつもはオートファジー16時間ダイエットで、朝食は摂らないのだが、食べるかどうか迷った。
どんなものか見てみたいのと、食べなければ廃棄されるのはSDGsに反してるし、入所期間だけでも郷に従うかというので食べることにした。
やっぱり美味しくない。コレはもう、ずっと続くのかと思うとゾッとする。

そして、抗体カクテルの時間が来た。抗体カクテルの名前はゼビュディ。発音しづらい名前だ。保険証と体温計と同意書を持参。 10階のフロアー全てがこのためにある。抗体カクテルパーティの始まりだ。奥に看護士さんが待ち受けていて、早く来た順に奥の部屋から流れ作業で埋まっていく。部屋はどれも同じつくりなので、ベッドと小さな隙間しかなく、横たわると枕の位置が決まっているので、点滴は必然的に血管が細くて見つけづらい左腕になる。

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