最近の記事

8/8 日記『ゼンゼロ、おもろい』

最近、『ゼンレスゾーンゼロ』というゲームをやっている。 原神や崩壊スターレイルを作ったホヨバの新作で、3D美麗アクション×RPGというジャンルのゲームだ。最近増えてきた完全オープンワールドと言うわけでもなく、いくつかのマップがあり、行動範囲は有限。探索パートは専用のボードゲームみたいな感じで、シンボルエンカウントで3D戦闘へ突入するスタイル。ゲームシステムだけで言えばザ・シンプルという感じだ。 しかしこれが、面白い。大まかに言えば、『加点式でも減点式でも90点以上取ってくる

    • 8/7 三行日記『予定:熊野古道』

      この夏、熊野古道へ登山旅行に行く。インドア生活を続けすぎて、自然への渇望に耐え切れなくなった結果、選んだのは熊野古道で最大の難所と言われる大雲取越、標高800mの道。さて、別段体づくりなどはしていない。

      • 8/6 日記『AI cover』

        最近AI cover動画をよく聞いている。作業用BGMにしている。 AIは現状、センシティブな話題だ。著作権なりなんなりがとてもグレーだ。 そして、私自身AIが分別なく好きと言うわけでもない。特にイラストに関してははっきりと苦手だ。私の著作権意識がどうこうというわけではなくて、AIイラストだけに特定して言えば、まだまだ『不自然』であるから苦手だ。 AIcoverで書き出しておいて申し訳ないが、一旦AIイラストの苦手さを解説する。 AIイラストは現状、『”一見”美麗』に留

        • 8/5 日記『半年ごとの絵描き熱』

          今日はよく絵を描いた。 描いたと言っても模写である。オリジナリティに溢れた創作ではない。 pinterestで気に入った写真を模写する。ただそれだけのことだ。 絵を描くという行為に耽りたかった。 こういう衝動が、半年ごとに定期的に起こる。それは決まって、定期的に文章創作熱が高まる時期の後、少ししてからくるのだ。溜まった粗熱を別の方向へ逃がすみたいに。 実際、原理としてもそう外れてはいない筈だ。創作欲を一心に文章へ向けるだけの根気と言うものがなく、少し飽きるために、絵と言う

          Xのミュートワードリストまとめ

          Xにはミュートワードという機能があります。 単語を設定することで、その言葉を含むツイートが流れてこなくなります。 TLのアルゴリズムはどうなっているのか、知らん人間のネガティブ/悪口ツイートが流れてくることが多々あります。 そういったツイートには、ある程度共通点となる単語があるのではないか? 完璧でないにしても、『この単語が入っている知らん人間のツイートなど見なくていい』単語は結構な数あると思います。まとめたので載せます。 コピペして『設定とプライバシー』→『プライバシー

          Xのミュートワードリストまとめ

          8/4 日記「エンタメ小説が読めない。本は読める」

          最近小説が読めない。 『読めない』と宣えるほど元から読んでいたわけではないのだが、読もうとすると拒否反応が出るようになったのはここ一年くらいのことだと思う。 そして、この『読めない』というのにももう少し正確な塩梅がある。 詳しく言えば、読めないのはエンタメ小説の部類であり、一般的に言われる純文学の部類は読める。夏目漱石だったりを読んでいる。そして、評論系だったり、新書系だったりも読める。むしろ、最近は『筆者が専門研究分野を一般読者向けに分かりやすく解説してくれる本』ばかり読

          8/4 日記「エンタメ小説が読めない。本は読める」

          「花火」日記 8/3

          花火を見た。 ベランダから見える花火を、引っ越してから初めて見た。それまではずっと仕事が重なって、一度も見たことがなかった。 ベランダから見る花火の画角は素晴らしかった。遠くのマンション二棟の奥に花火が見えるのだが、丁度低い方の真上に花火が咲く。一角だけ縁どられているような形だ。花火の高さや幅というものが、より映えていたと思う。 ベランダから花火が見えるということは知っていたが、その見栄えは思っていた数段も勝っていた。そして見栄えだけではなかった。三秒遅れの轟音。ベランダで浴

          「花火」日記 8/3

          比喩表現集め①

          本の帯みたいな内輪ノリ 売れ残りのホットスナックを買えないような決断力 運転免許試験前日みたいな勉強 最後のティッシュと分かって取るときのような未練 公開終了間近、別館スクリーン7番みたいな密度 麦茶の底の氷みたいな気取り具合 350mと500mで迷って500mを選ぶときくらいのテンション 五歳の時の手と星くらいの距離 七歳の時の手と星くらいの距離 十二歳の時の目と星くらいの距離 髪裏全メッシュくらいの原理の分からなさ PCファンフィルターに溜まる埃くら

          比喩表現集め①

          54字の物語〈テーマ:言葉遊び〉

          『水水水』 『王の望む宝』 『大きな蕪』 『その島の名』 一つあたりに時間が掛かります。

          54字の物語〈テーマ:言葉遊び〉

          54字の物語集〈テーマ:海〉

          『水の底』 『チョウチョウ』 『歌姫に足は要らず』 『月の引力と海の重力』 あっっつい。

          54字の物語集〈テーマ:海〉

          54字の物語 まとめ①~⑩

          最近ハマっている54字の物語のまとめです。よかったら見ていってください。 ①『クジラ』 ②『五円の価値もなし』 ③『モールス信号』 ④『シンデレラ』⑤『初恋』⑥『蛍火』⑦『矛盾』⑧『スキャンダル』⑨『マウス』⑩『百合厨』⑪おわり 句点読点の位置の大切さを学びました。 できるだけ行の一番上にいかないよう気を付けます。 以下で毎日投稿してます。見ていっていただけたら幸いです。 月猫(@54140tuki)さん / X (twitter.com)

          54字の物語 まとめ①~⑩

          一分小説『宝石洞窟』

           金のなる木。  そんなものはないけど。  宝石のなる洞窟。  それはある。  あった。  ルビー、トパーズ、エメラルド。サファイア、クォーツ、ダイヤモンド。そしてゴールド。  大空洞、その内壁すべては、七色の光を孕んで、反射して、天国とすら張り合える異世界を現実に作り出す。七つの大陸の地脈が合わさるこの土地は、不思議なことに宝石が分類無く、際限なく湧き出る。掘っても、掘っても。採っても、採っても。神様のキャンデーボックスのように、宝石の欠片を吐き出す。無限に、終わりなく。

          一分小説『宝石洞窟』

          短編小説『完璧な母』

          「わが社の新製品、i-motherは、悩める世界の奥様方にとって救いとなる商品です。日々の生活の中で奥様達の手を煩わす、我が子の夜泣き、ぐずり、あるいはもっと成長為されているのでしたらイヤイヤ期に、反抗期。 こんな悩みを全て解決するためには、そうです。新時代の力をお便りください。 わが社が発明した『子守型アンドロイド i-mother』は、最新の用事心理学に基づいた、完璧な『子守AI』を搭載。情操教育からしつけまで、なにからなにまでお任せあれ。そして任せられるのは教育だけでは

          短編小説『完璧な母』

          一分小説『入道雲』

          『積乱雲が発達しています。急な雷雨にご注意ください』。  奴はそうやって、期待と不安をのせて、真っ白な体を運んでくる。  今日こそは、体育失くせよ入道雲。  おまえは、そんな嫌われ者みたいな体しているのに、よく夏の主役と言わんばかりに威張っては、よくいろんな人を怒らせては、たまに誰かを救っていく。  夏の全てを台無しにできる癖に、唯一夏の暑さに勝てる、そんなお前が、ちょっとうらやましくて。  おまえみたいなやつに、なりたいと憧れる俺はひねくれてるんだろうか。  でかくて、

          一分小説『入道雲』

          短編小説『世界始発論』

           ある日世界は始発を迎えた。  僕は僕の陰気さによく似あった、終末系SFを呼んでいたものだから、それはもう参った。 『昨日発見された新元素、アキラロメンにより、これまでとは比べ物にならないエネルギー機関の開発が現実のものとなります。アメリカ研究機関の発表では、リスクのない核融合発電所が世界各地に建設できるようになるとのことで、世界的課題であったエネルギー課題、食力事情、労働力不足や内戦問題がドミノ倒しのように解決していくとのことで……』  細く短く生きてやれ、精神の象徴た

          短編小説『世界始発論』

          一分小説『ー1秒』

           秒針を眺めていると、カチリと、テッペンの12にたどり着いた直後、  左回りに1秒動いた。  カチ、カチ、カチ……  何事もなかったように、秒針は再び右へと進み出し、テッペンの12を越えていっ た。カチ、カチ、カチ……。  私は、それを机の上で一人見入った。目をまん丸に見開いて。  まるで、一瞬時が止まったようだった。 「それでは、連立二次方程式を使うと、こうなるから……」  ハッとして、ぐるぐると周りに視線巡らせる。先生は手元を、クラスメートはノートか前後左右の友

          一分小説『ー1秒』