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ハマかぶれ日記265〜ツキがほしい
いつものように午前5時に起きて着替えをしつつ、スマホで天気をチェックしたら、薄曇りで気温はなんと8度とある。夏日になった前日の同じ時間より10度も低い。何かの間違いではないかと疑い、わざわざベランダに出て確かめたら、確かに。ブルっときた。あわてて、もう10年以上も使っている緑の薄手のジャンパーを引っ張り出し、身にまとった。
愛犬の千はいち早く玄関で身構えて、お供の準備が整うのを待ちかねていた。
ハマかぶれ日記263訂正
ハマかぶれ日記263の4段落目の文中、「死後になっている」とあるのは、「死語になっている」の間違いでした。変換ミスに気づかない、よくあるうっかりミスでした。日記にしばしば登場する眼光鋭く舌先の切れ味鋭いパートナーの指摘で判明しました。最近、メガネを新調したはずなのに見落とし。お恥ずかしい限りです。とほほ・・。
ハマかぶれ日記264〜シャインな秋
今年ほどブドウを食べた年は記憶がない。ほとんどがシャインマスカットで、市場に出回り始めた8月中頃からこれまでに、多分、20回ぐらいは食べただろう。ざっと3日に1回の割合。今朝も風邪ひきの喉に入れやすいお茶漬けでまずは腹を満たした後、一人で抱え込むようにして大ぶりの房の半分以上を胃袋に納めた。種がなく皮ごと柔らかく食べられ、程よく甘いし、香りがいい。そんな食味の良さもあるが、何より大きいのは適当な
もっとみるハマかぶれ日記263〜珍しく守り勝つ
見事な試合だった。レギュラーシーズンを含め、今年最高の試合だったのではないと思う。昨夜、東京ドームで行われたわが横浜ベイスターズ対巨人のCSファイナルシリーズ第2戦。気迫のこもった守りで2対1で凌ぎ切ったベイスターズのパフォーマンスに「よくできました」と大きな花丸をつけたいのだ。
セ・リーグで最高のチーム打率と得点数を誇る攻めが自慢のわが横浜ベイスターズにあって、弱点は守り。ともにリーグで悪い
ハマかぶれ日記262〜ハンターズムーンに願いを
風邪をひいたようだ。熱はない。一昨日来、体が温まると咳が出て眠りづらい程度のまだ初期の症状で、葛根湯を飲んでいたら少し回復の気配がきざしてきた。
そんな中でも、昨夜は東京ドームでセ・リーグのCSファイナルステージ第1戦を楽しんだ。言わずもがな、ファーストステージを勝ち上がったわが横浜ベイスターズとリーグ優勝の巨人との試合。下馬評では巨人が圧倒的に有利とされたが、ハマかぶれの風邪をおしての応援に
ハマかぶれ日記261〜カプセルホテル連泊記
大分から福岡を巡る3泊4日の旅から昨日、杉並に帰ってきた。ちょうど帰宅時間に始まったセ・リーグCS第1ステージの、わが横浜ベイスターズ対阪神タイガースの一戦に慌ただしくテレビチャンネルを合わせたら、阪神の中軸・森下の本塁打で開始早々に失った1点のアヘッドを引っくり返し、結局、10対3の大差で寄り切った。これで第2ステージへの進出が決定、16日、東京ドームへ乗り込んで日本シリーズ進出をかけて戦う。
もっとみるハマかぶれ日記260〜雨に唄えば
終日、雨にたたられた昨日は家で過ごす時間が多く、おかげでワールドシリーズ前哨戦の地区優勝決定戦が真っ盛りの大リーグ中継や映画をゆっくりCSテレビで楽しむことができた。
大リーグの方は注目の大谷選手の所属するドジャースが惜しくも1点差で敗れ、怪力ジャッジ選手のいるヤンキースもいいところなく敗れるなどして、期待通りの結果とはいかなかった。映画の方は、米国の「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」(
ハマかぶれ日記259〜ノーベル賞に思う
毎年恒例のノーベル賞ウィークがやってきた。昨日は物理学賞の発表。これまでの日本関連の受賞者25人のうち最大の9人を数える得意の分野であり、今年も有力候補者が何人かいて受賞が期待されていた。
残念ながら日本人は選に漏れて、名前が呼び上げられたのはアメリカとカナダの物理学者だった。ジョン・ホップフィールド、ジェフリー・ヒントン・・まるでハードボイルド小説か映画の主役のような語呂のいい、格好いいご両
ハマかぶれ日記258〜芦原のアルバム
福井県の芦原温泉に行ってきた。永平寺や東尋坊など全国的に知られた名所を近くに控え、「関西の奥座敷」と呼ばれる出湯を楽しみながら秋の風雅の道をしばし逍遥する・・といった洒落たものではない。何度かこの日記に書いたように、全国の24競艇場中、これまでに22箇所で遊んだことがある。残るは三国と津。三国は芦原温泉郷のはずれにあり、今回は空白の1か所を塗りつぶすギャンブルツアーだった。とても人様の共感を得ら
もっとみるハマかぶれ日記257〜フラガール讃
昨夜、ミニシアター「赤坂RED/THEATER」で上演中の「フラガール'24」を観た。2006年に公開され、蒼井優など主演で第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いた同名映画の芝居バージョン。前から2列目、真ん中という絶好の席を確保できたおかげで、総勢12人の女性が繰り広げるフラダンスの熱演をごく間近で楽しむことができた。映画も大変、面白かったが、やはり舞台は、劇中に身を置いているような臨場感
もっとみるハマかぶれ日記256〜気分の弥次郎兵衛
朝、外から住んでいるマンションのエントランスに戻ると、管理人のN君が待ちかねていたように声をかけてきた。「私、久しぶりに怒りまくりました」
聞くと、一昨日のサッカーJリーグ第32節の試合で、茨城出身のN君が子供の頃から贔屓にしている鹿島アントラーズが湘南ベルマーレに負けた、それも2対0のリードをひっくり返されて負けたという。「2対0からの逆転なんて、11年ぶりですよ」。頭にきてSNSの投稿欄に
ハマかぶれ日記245〜ケイはKOのKか
ついに今シーズンのリーグ優勝の可能性が消えた。昨夜、横浜スタジアムで行われたわが横浜ベイスターズと巨人のナイターで、ベイスターズは12対4の大差で惨敗して、残り試合を全勝しても首位の巨人に追いつかないゲーム差となったのだ。
点数だけで見ると打ち負けたように映るが、実際は、記録上は失策とはならない守りのミスが大きかった。外野手に任せればいいのに内野手が深追いしすぎて平凡なポップフライをポテンヒッ
ハマかぶれ日記254〜風立ちぬ、初秋刀魚
朝5時半、歩き始めの気温は16度、風もある。いつものように半袖1枚で外に出たら、瞬間、肌寒く感じたが、歩いているうちに空気を快適に感じるようになってきた。散歩の主役である愛犬、千も酷暑の期間中、せわしなく続けていたゼーゼー、ハーハーの回数を減らし、道すがらクンクンとしきりに匂いをかぐ余裕を見せている。先週、定期的に通うペット美容ショップでつけてもらったオレンジ色のスカーフがヒラヒラ揺れて可愛い。
もっとみるハマかぶれ日記253〜神様、仏様、シピン様
「怪傑ライオン丸」と言っても、若い人には全くピンと来ないだろう。知ってる知ってると興奮する人は、筆者と同じく前期高齢の坂をすでに登っているか、登る手前あたりか。いずれにせよ、すぐに世代が推し量れるというものだ。
1972年から73年にかけてフジテレビ系で週1回、土曜夜のゴールデンタイムに全国放映された特撮アクションドラマの題名だ。戦国の世を舞台に、日本征服を狙う悪の化身「大魔王ゴースン」に立ち
ハマかぶれ日記252〜転ぶ
老いとは、こういうことなのだろう。先日、作家の黒井千次さんが読売新聞で月に1回、連載しているコラムで最近、よく転ぶと嘆いていた。今朝、それを実体験した。
朝、いつもの散歩コースの善福寺公園を歩いていて、上の池の地畔を巡るコンクリートの遊歩道でつまずき、前のめりにうつ伏せ状態で派手に転がったのだ。右手に愛犬・千のリードを持っていて、それを放さなかったものだから、顔の右側と体の左側面で主に衝撃を受
ハマかぶれ日記251〜一輪、二輪と彼岸花
惜しい試合だった。昨夜、東京ドームで行われた我が横浜ベイスターズと巨人のナイター。8回表に牧の本塁打で勝ち越した時には「もらった」と喜んだのも束の間、その裏、リリーバーのウェンデルケンのコントロールが定まらず、四球で出した走者を内野ゴロで返されて同点に追いつかれ、結局、延長12回、2対2のまま規定により引き分けとなった。巨人には優勝へのマジックナンバー9が灯った。
試合時間は4時間23分、終わ